オール電化の夏の電気代は月8千〜2万円が一般的!エリア別に解説

これからオール電化住宅に住む予定の方や、既にオール電化にしている方の中には、「夏の電気代がどのくらいになるのか知りたい!」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし実際の電気代は家庭ごとに異なりますし、公開されているデータも少ないため、全国的な目安を把握するのは難しいのが現状です。
そこで、今回は東北電力の電気料金シミュレーションをベースに、エリア別のオール電化住宅の夏の電気代を推計しました!

この試算結果をベースに、総務省の統計調査を参考に、エリアごとの電気代の増減の傾向を加味して推計値を出したのが以下です。

※本推計は一般的な使用条件に基づいており、個別の家庭の設備仕様やライフスタイルによって実際の電気代は異なる点にご注意ください。
この記事では、オール電化の夏の電気代がいくらになるか知りたい方向けに、シミュレーションやエリア別の電気代の傾向をもとに、一般的な電気代の目安について詳しく解説します。
「うちは他の家庭よりも電気代が高いのかな?」「オール電化住宅にしたらどのくらい夏は電気代がかかるのかな?」など、地域別・世帯別の電気代の目安を知りたい方はぜひ参考になさってください。
- 1. オール電化の夏の電気代は8千円〜1.8万円程度が一般的
- 2. 【東北】オール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
- 3. 【エリア別】オール電化の夏の電気代まとめ
- 3-1. 北海道地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
- 3-2. 関東地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
- 3-3. 北陸地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.8万円程度
- 3-4. 東海地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
- 3-5. 近畿地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.5万円程度
- 3-6. 中国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
- 3-7. 四国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
- 3-8. 九州地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
- 3-9. 沖縄地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.7万円程度
- 4. オール電化で夏の電気代が月2万円を超える家庭は高いかも
- 5. オール電化の夏の電気代を安くする5つの方法
- 5-1. 方法1:エアコンの使い方を工夫する
- 5-2. 方法2:省エネ性能の高い家電を選ぶ
- 5-3. 方法3:太陽光発電・蓄電池を最大限活用して自家消費を増やす
- 5-4. 電力会社の切り替え・プラン変更を検討する
- 6. 電気代が安い時間帯に電気を使って賢く電気代を抑えるならリボンエナジー
- 7. まとめ
オール電化の夏の電気代は8千円〜1.8万円程度が一般的

あくまでシミュレーションと推計の結果ですが、オール電化の夏の電気代は、月額8千円から1.8万円ぐらいの間になるのが一般的と考えられます。
・1人世帯:8,000円台(8,228円〜8,794円)
・2人世帯:1.1万円程度(10,873円〜11,526円)
・3人世帯:1.2万円程度(11,607円〜12,392円)
・4人世帯:1.2万円〜1.3万円程度(12,351円〜13,045円)
・5人以上世帯:1.3万円〜1.4万円程度13,097円〜14,247円
これをもとにして、エリア別の夏の電気代の傾向を加味した推測値が以下です。
・北海道地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
・関東地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
・北陸地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.8万円程度
・東海地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
・近畿地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.5万円程度
・中国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
・四国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
・九州地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
・沖縄地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.7万円程度
冒頭でも述べたようにオール電化住宅に限定した季節ごとの統計データは存在しないため、今回は「東北電力のシミュレーション」をベースにして、それを都道府県(県庁所在地)ごとの電気代分布を適用して推計しました。
次章からは、さらに詳しく、シミュレーションした内容や推計したデータを解説していきます。
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【東北】オール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度

まずは「東北電力」が提供しているオール電化住宅の電気シミュレーションサイトを利用して、東北エリアの月別の電気代を試算していきましょう。
※ここで東北電力のシミュレーションを使った理由は、住居地と世帯人数を入れるだけで月別の電気代を試算できるのが東北電力のみだからです。他の電力会社では、現在の電気代や使用電力量を入れなければシミュレーションできないサイトがほとんどでした。 |
東北電力のシミュレーションでは「お住まいの県」と「世帯人数」を選ぶだけで、オール電化住宅の月別の電気代を試算することができます。
どの県を選ぶかによって試算結果が変わるのですが、ここでは例として青森県の世帯人数別・月別の電気代をシミュレーションしてみました。
【青森県の世帯人数別の月別電気代(東北電力シミュレーション結果)】
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人以上 | |
|---|---|---|---|---|---|
4月 | 12,471円 | 20,253円 | 22,068円 | 24,074円 | 23,811円 |
5月 | 9,529円 | 13,580円 | 14,513円 | 15,564円 | 16,081円 |
6月 | 8,228円 | 10,873円 | 11,607円 | 12,351円 | 13,097円 |
7月 | 8,416円 | 10,844円 | 11,696円 | 12,369円 | 13,400円 |
8月 | 8,794円 | 11,526円 | 12,392円 | 13,045円 | 14,247円 |
9月 | 8,818円 | 11,851円 | 12,703円 | 13,313円 | 14,484円 |
10月 | 8,731円 | 11,805円 | 12,762円 | 13,477円 | 14,376円 |
11月 | 11,623円 | 17,010円 | 18,876円 | 19,818円 | 20,553円 |
12月 | 17,124円 | 25,318円 | 28,400円 | 30,339円 | 31,334円 |
1月 | 24,319円 | 40,084円 | 45,445円 | 47,605円 | 49,110円 |
2月 | 24,448円 | 38,678円 | 45,388円 | 49,175円 | 52,610円 |
3月 | 20,021円 | 30,929円 | 36,522円 | 39,391円 | 42,444円 |
【注意事項】(東北電力ページより転載) ・ご使用量は、2022年度の平均的なデータを用い、電気料金は、2023年6月改定後の料金単価を適用し、算出しております。 ・同じご使用量でも年度や料金プラン、ご使用時間帯などの条件が異なる場合、電気料金が異なることがございます。 ・電気料金については、消費税等相当額を含む基本料金、電力量料金(燃料費調整額を含む)、再生可能エネルギー発電促進賦課金の合計金額となります。 |
あくまでシミュレーション結果ですが、青森県では夏の電気代は以下のようにまとめられます。
・1人世帯:8,000円台(8,228円〜8,794円)
・2人世帯:1.1万円程度(10,873円〜11,526円)
・3人世帯:1.2万円程度(11,607円〜12,392円)
・4人世帯:1.2万円〜1.3万円程度(12,351円〜13,045円)
・5人以上世帯:1.3万円〜1.4万円程度13,097円〜14,247円
もちろん世帯人数によって電気代は幅がありますが、だいたい8千円〜1.4万円程度というのが、青森県での夏のオール電化家庭の電気代予測となります。
また、もうひとつわかることとして、東北エリアは冬の寒さがかなり厳しいこともあり、冬はオール電化家庭の電気代が4万円や5万円になるケースも一般的であることがわかります。
それに比べれば夏は1万円台で済むので安いということがわかります。
このシミュレーション結果によって、青森県の世帯人数別のオール電化家庭の夏の電気代を試算できたので、次章からは都道府県別にどのくらいになりそうかを明らかにしていきましょう。
【エリア別】オール電化の夏の電気代まとめ

前章では東北電力のシミュレーションを使って、青森県のオール電化家庭の月別の電気代の試算を行いました。しかしながら、電気代は住んでいる地域によって違いが出る可能性が高いため、ここからは地域差を加味して地域別に電気代予測を補正していきたいと思います。
ここで使用したのが、総務省が公表している家計調査の結果です。2024年7月〜9月期(夏季)の電気代をエリア別にまとめた結果があったので、こちらを活用します。
【2024年7月〜9月期の電気代・地方別】
地方名 | 月額の電気代 | 東北地方との差分 |
|---|---|---|
北海道地方 | 9,592円 | 1.01倍 |
東北地方 | 9,483円(基準) | 1.00倍(基準) |
関東地方 | 9,961円 | 1.05倍 |
北陸地方 | 12,225円 | 1.29倍 |
東海地方 | 10,291円 | 1.09倍 |
近畿地方 | 9,792円 | 1.03倍 |
中国地方 | 9,860円 | 1.04倍 |
四国地方 | 10,913円 | 1.15倍 |
九州地方 | 9,392円 | 0.99倍 |
沖縄地方 | 11,280円 | 1.19倍 |
統計表番号:第2表 表題: 都市階級・地方別1世帯当たり1か月間の収入と支出 |
先ほどシミュレーションした東北地方の電気代を基準とすると、東北地方よりも電気代が少し高いエリアが多いことがわかります。
特に沖縄地方は暑いエリアなので、エアコンなどの冷房機器の電気代の影響で電気代が高くなっているのではないかと推察されます。また、北陸地方は、広い家が多く部屋数が多いために電気使用量が高くなる傾向があるといわれています。
九州地方は、東北エリアと比べると暑いため冷房機器で電気代が高くなりそうですが、原子力発電の割合が高いために他の地域よりも年間を通して電気代が安い傾向があります。そのため、夏の電気代も東北エリアと比べて安く抑えられていることが調査から分かります。
この結果を受けて、以下から、東北電力のシミュレーション結果に、電気代の地域差を加えて推計した結果をまとめて解説していきます。
北海道地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、北海道地方の地域差(1.01倍)を加味して、北海道地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【北海道地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 8,310円 | 8,500円 | 8,882円 |
2人世帯 | 10,982円 | 10,952円 | 11,641円 |
3人世帯 | 11,723円 | 11,813円 | 12,516円 |
4人世帯 | 12,475円 | 12,493円 | 13,175円 |
5人以上世帯 | 13,228円 | 13,534円 | 14,389円 |
関東地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、関東地方の地域差(1.05倍)を加味して、関東地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【関東地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 8,639円 | 8,837円 | 9,234円 |
2人世帯 | 11,417円 | 11,386円 | 12,102円 |
3人世帯 | 12,187円 | 12,281円 | 13,012円 |
4人世帯 | 12,969円 | 12,987円 | 13,697円 |
5人以上世帯 | 13,752円 | 14,070円 | 14,959円 |
北陸地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.8万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、北陸地方の地域差(1.29倍)を加味して、北陸地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【北陸地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 10,614円 | 10,857円 | 11,344円 |
2人世帯 | 14,026円 | 13,989円 | 14,869円 |
3人世帯 | 14,973円 | 15,088円 | 15,986円 |
4人世帯 | 15,933円 | 15,956円 | 16,828円 |
5人以上世帯 | 16,895円 | 17,286円 | 18,379円 |
東海地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、東海地方の地域差(1.09倍)を加味して、東海地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【東海地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 8,969円 | 9,173円 | 9,585円 |
2人世帯 | 11,852円 | 11,820円 | 12,563円 |
3人世帯 | 12,652円 | 12,749円 | 13,507円 |
4人世帯 | 13,463円 | 13,482円 | 14,219円 |
5人以上世帯 | 14,276円 | 14,606円 | 15,529円 |
近畿地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.5万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、近畿地方の地域差(1.03倍)を加味して、近畿地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【近畿地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 8,475円 | 8,668円 | 9,058円 |
2人世帯 | 11,199円 | 11,169円 | 11,872円 |
3人世帯 | 11,955円 | 12,047円 | 12,764円 |
4人世帯 | 12,722円 | 12,740円 | 13,436円 |
5人以上世帯 | 13,490円 | 13,802円 | 14,674円 |
中国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、中国地方の地域差(1.04倍)を加味して、中国地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【中国地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 8,557円 | 8,753円 | 9,146円 |
2人世帯 | 11,308円 | 11,278円 | 11,987円 |
3人世帯 | 12,071円 | 12,164円 | 12,888円 |
4人世帯 | 12,845円 | 12,864円 | 13,567円 |
5人以上世帯 | 13,621円 | 13,936円 | 14,817円 |
四国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、四国地方の地域差(1.15倍)を加味して、四国地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【四国地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 9,462円 | 9,678円 | 10,113円 |
2人世帯 | 12,504円 | 12,471円 | 13,255円 |
3人世帯 | 13,348円 | 13,450円 | 14,251円 |
4人世帯 | 14,204円 | 14,224円 | 15,002円 |
5人以上世帯 | 15,062円 | 15,410円 | 16,384円 |
九州地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、九州地方の地域差(0.99倍)を加味して、九州地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【九州地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 8,146円 | 8,332円 | 8,706円 |
2人世帯 | 10,764円 | 10,736円 | 11,411円 |
3人世帯 | 11,491円 | 11,579円 | 12,268円 |
4人世帯 | 12,227円 | 12,245円 | 12,915円 |
5人以上世帯 | 12,966円 | 13,266円 | 14,105円 |
沖縄地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.7万円程度
東北電力のシミュレーション(青森県の試算結果)をベースに、沖縄地方の地域差(1.19倍)を加味して、沖縄地方のオール電化家庭の夏の電気代を推計すると、以下のような結果となります。
【沖縄地方のオール電化の夏の電気代予測】
世帯人数 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
1人世帯 | 9,791円 | 10,015円 | 10,465円 |
2人世帯 | 12,939円 | 12,904円 | 13,716円 |
3人世帯 | 13,812円 | 13,918円 | 14,746円 |
4人世帯 | 14,698円 | 14,719円 | 15,524円 |
5人以上世帯 | 15,585円 | 15,946円 | 16,954円 |
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オール電化で夏の電気代が月2万円を超える家庭は高いかも

ここまで解説したとおり、多少の地域差はありますが、オール電化の夏の電気代は5人以上家族の場合でも、だいたい月1.3万円〜1.8万円程度が目安となります。
そのため、夏の電気代が2万円を超えるという家庭は、一般的な家庭と比べて高めであると考えたほうが良さそうです。
なにか電気代が高くなる特別な理由が潜んでいるかもしれないので、チェックしてみましょう。
【使用状況のチェック】
□ エアコンを1日中つけっぱなしにしていることが多い
□ 家族全員が別の部屋で電化製品を使っていることが多い
□ ペットのためにエアコンや空気清浄機などをつけっぱなしにしている
□ 日中在宅している家族の人数が多い
□ 電気温水器(エコキュートなど)の温度設定が高めになっている(60℃以上など)
□ IHクッキングヒーターをよく使い、長時間の調理も多い
□ 冷蔵庫や冷凍庫が2台以上ある
□ テレビやゲーム機などをつけっぱなしにしがち
□ 照明がLEDではなく、白熱灯・蛍光灯を使っている部屋が多い
□ エコキュートや電気温水器の設定温度が高い
□ 省エネ性能の低い家電や古い家電を使っている
【契約・設備のチェック】
□ 断熱性能が低い住宅に住んでおり、冷房効率が悪い
□ 契約アンペア(容量)が明らかに使っているよりも多い
□ 長年同じ電力会社と契約しており、見直しをしていない
□ 再エネ賦課金や燃料費調整額の仕組みを把握していない
□ 太陽光発電があっても、自家消費より売電を優先している
□ 蓄電池があっても、昼間の高い時間帯に電気を買っている
□ 現在の電気料金プランが、昼間の使用が多い生活に合っていない
□ 「オール電化向けプラン」ではなく、一般家庭向けプランに加入している
チェックリストを見て、夏の電気代が平均よりも高くなる原因を特定できたら、その原因を改善するための方法を考えてみましょう。次章では、夏の電気代が高くなる原因でよくあるものについて、改善する方法を解説します。
オール電化の夏の電気代を安くする5つの方法

オール電化家庭の夏の電気代を抑えるには、「使い方を工夫すること」と「料金プランを最適化すること」が重要です。
ここでは、その中でも特に効果が大きい5つの節約方法を詳しく解説します。
方法1:エアコンの使い方を工夫する
電気代を安くする方法はいくつかありますが、その中でも特に効果が高いのが「エアコンの設定を見直すこと」です。エアコンの使い方を変えるだけでも、大幅に電気代を節約できる可能性があります。
なぜならば、エアコンは夏季における家庭の電力消費割合の34.2%を占めるからです。夏場にもっとも電気代がかかるエアコンの使い方を工夫することで、無駄な電力消費を抑えられる可能性があります。

画像出典:「省エネルギー政策について」(経済産業省)(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/)
経済産業省の「省エネポータルサイト」によると、夏のエアコンの使い方を工夫することで電気代節約が可能となります。
・外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(使用時間:9時間/日)→約940円の節約
・冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃)→約580円の節約
一つひとつの効果はそれほど大きくなくても、複数台のエアコンがある家庭では大きな効果を得られるでしょう。また、できるだけ同じ部屋で同じ時間帯にエアコンを使うなどの工夫も効果的です。
さらに、以下のような工夫もプラスして、できるだけエアコンを効率的に活用できるようにしましょう。
・ドア・窓の開閉は少なくして、冷房効果を高める
・レースのカーテンやすだれなどで日差しをカットする
・外出時は、昼間でもカーテンを閉めると効果的
・風がカラダにあたると涼しく感じるため、扇風機を併用する
方法2:省エネ性能の高い家電を選ぶ
省エネ性能が悪い家電・古い家電を使っていて電気代が高くなっている場合には、省エネ家電に買い替えることで電気代を安くできる可能性があります。
たとえば同じ畳数用のエアコンでも、消費電力は機種によってかなり異なります。例えば10畳用〜15畳用のエアコンを比較すると、消費電力が冷房時400Wの機種もあれば1,200kWhを超える機種もあります。
仮に、冷房を5月〜10月つけっぱなしにする場合の電気代で比較すると、省エネ性能が高いモデルの場合は4万円程度(6ヶ月合計)ですが、省エネ性能が低いモデルの場合には19万円程度(6ヶ月合計)もかかります。
エアコンだけで月額3万円もかかってしまいます。
【冷房をつけっぱなしにした場合の電気代(消費電力300Wの場合)】
エアコン(冷房)を1時間使用した場合の電気代 | 消費電力0.3kW×31円/kWh=9.3円 |
|---|---|
24時間つけっぱなしにした場合の電気代 | 9.3円×24時間=223.2円 |
1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代 | 223.2円×30日=6,696円 |
5月〜10月(6ヶ月間)つけっぱなしにした場合の電気代 | 6,696円×6ヶ月=40,176円 |
※電気量料金を31円(国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価)として計算しています。
【冷房をつけっぱなしにした場合の電気代(消費電力1,400Wの場合)】
エアコン(冷房)を1時間使用した場合の電気代 | 消費電力1.4kW×31円/kWh=43.4円 |
|---|---|
24時間つけっぱなしにした場合の電気代 | 43.4円×24時間=1,041円 |
1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代 | 1,041円×30日=30,248円 |
5月〜10月(6ヶ月間)つけっぱなしにした場合の電気代 | 30,248円×6ヶ月=187,488円 |
※電気量料金を31円(国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価)として計算しています。
消費電力が高いエアコンはもちろん、家電を選ぶ際には消費電力をしっかりと確認したうえで機器を選ぶことをおすすめします。
消費電力を比較する際は、経済産業省の重嶺ネルギー庁が公開している省エネ性能カタログを参照すると、「詳細条件」から冷房能力や畳数などを選択して消費電力を比較できるのでぜひ活用してみてください。
方法3:太陽光発電・蓄電池を最大限活用して自家消費を増やす
太陽光発電や蓄電池をすでに導入している場合は、発電した電力を売電するのではなく、できるだけ自家消費に回すことで夏の電気代を抑えることができます。
なぜなら、自家消費率を増やして発電した電気を使うようにすることで、電力会社からの電気の購入量を減らせるからです。
特にオール電化住宅は電力消費が多いため、発電した電気を上手に使えば、電気代の削減効果が大きくなります。また、蓄電池があれば夜間にも発電分を活用できるため、さらに節約が可能です。
例えば、昼間の発電電力をできるだけ使うために、エコキュートのお湯を昼間に沸かしたり、洗濯機や食洗機を昼の時間帯に運転したりすると、効果的に電気を活用できます。
蓄電池がある場合は、夜間の安い電力で充電し、昼間の電気代が高い時間帯に放電することで、電気代を抑えることができます。
このように、太陽光発電と蓄電池を上手に活用することで、オール電化住宅の夏の電気代を効率的に削減できる可能性が高まります。すでに導入している方は、電気の使い方を見直し、最大限活用できるよう工夫してみましょう。
オール電化と太陽光発電・蓄電池を活用した場合の電気代についてさらに詳しく知りたい方は、「オール電化+太陽光で電気代はいくら?シミュレーション例を徹底解説」の記事もぜひご覧ください。
電力会社の切り替え・プラン変更を検討する
オール電化家庭の夏の電気代を安くするには、電力会社の切り替えやプランの変更を検討することが重要です。
なぜならば、現在の契約プランが最適でない場合、より安い料金プランに変更することで電気代を削減できる可能性があるからです。
たとえば、以前提供されていた「夜間料金が大幅に安いプラン」は次々と新規受付を終了しており、現在のプランでは期待するほどの節約効果が得られないこともあります。
そのため、他のプランや新電力会社のオール電化向けプランを比較し、より適したものを選ぶことが大切です。
新電力会社の中には、「基本料金がゼロ」「燃料費調整額がゼロ」「オール電化割引あり」など、大手電力会社よりも魅力的なプランを打ち出しているところもあります。
自分に合う適切なプランを選ぶことで、電気の使い方に関係なくコストを抑えられる場合もあります。
現在の契約内容と料金プランを今一度確認したうえで、他の電力会社のプランと比較して、よりお得なプランがないか検討してみましょう。
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リボンエナジーでは、基本料金と燃料費調整額が0円!電気料金は使った分だけお支払い!シンプルな料金プランを提供しています。さらに、ライフスタイルに合わせた割引プログラムで月々の電気代がずーっとおトクに!「割引でいくらおトクになるの?」と気になる方は、ぜひ料金シミュレーションを試してみてください!

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電気代が安い時間帯に電気を使って賢く電気代を抑えるならリボンエナジー

最後に、オール電化家庭の夏の電気代を安くするための選択肢として、リボンエナジーの「市場連動型の電気料金プラン」を紹介します。
このプランは、自分で電気代が安い時間帯をチェックして、安い時間帯に電気を使って賢く節約したいという方に向いています。
市場連動型の電気料金プランとは、日本卸電力取引所の取引価格に応じて電気料金の単価が変わるプランです。30分ごとに電力の市場価格に応じて電気料金が決まるため、賢く使えば電気代を抑えることが可能です。
たとえば、ある1日で、午前8時から15時半のあいだの市場価格が非常に安い時間帯があったとすると、この時間にまとめて洗濯や掃除などの家事を済ませることで、電気代を抑えることができます。

また逆に、18時から19時の市場価格が高いことが分かっていれば、夕食の時間をいつもより少し遅い時間にズラして電気を使うタイミングを変えることで、一番電気代が高い時間帯に電気を使わなくて済みます。

このように、事前にマイページなどをチェックして「安い時間帯」と「高い時間帯」を把握して、電気を使う時間帯を調整できる家庭の場合、電気代を賢く抑えることができます。
さらに詳しく仕組みを知りたい方は、「市場連動型プランの電気代は?安くなる家庭・高くなる家庭を徹底解説」の記事もぜひ参考になさってください。
リボンエナジーの市場連動型プランは、基本料金や燃料費調整額が0円のため、「お支払いは使った分だけ」です。
さらに、マイホーム割引やファミリー割引、ペット割引、オール電化割引、太陽光割引、蓄電池割引、EV割引があるため、該当する方は従量料金単価をぐっと抑えることが可能です。
実際どのくらい電気代が安くなるかを3ステップで簡単に確認できるので、気になる方はぜひ料金シミュレーションを試してみてください。
オール電化世帯向けにリボンエナジーについて詳しく解説していますので是非参考になさってください。
▶リボンエナジーのオール電化プラン|料金や注意点を運営チームが解説
まとめ
この記事では、「オール電化家庭の夏の電気代」について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。
◆ベースとなる東北のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
◆【エリア別】オール電化の夏の電気代は6千円〜1.8万円程度が一般的
- 北海道地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
- 関東地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
- 北陸地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.8万円程度
- 東海地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
- 近畿地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.5万円程度
- 中国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.5万円程度
- 四国地方のオール電化の夏の電気代:9千円〜1.6万円程度
- 九州地方のオール電化の夏の電気代:8千円〜1.4万円程度
- 沖縄地方のオール電化の夏の電気代:1万円〜1.7万円程度
オール電化の夏の電気代は、全国的に1万円台に収まるケースが一般的です。そのため、電気代が月2万円を超える家庭は、通常の家庭と比較して高めといわざるをえないでしょう。
夏の電気代を安く抑えたいならば、エアコンをはじめとした家電の使い方を工夫したり、電力会社や電気料金プランの見直しをしたりすることをおすすめします。
・オール電化向け|関東でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|関西でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|北海道でおすすめの電力会社10選
・オール電化向け|東北でおすすめの電力会社14選
・オール電化向け|中部でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|北陸でおすすめの電力会社10選
・オール電化向け|中国地方でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|四国でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|九州でおすすめの電力会社15選
簡単な項目を選ぶだけで、契約中の電力会社の電気代と気になる他社の料金を比較できます。
あなたにぴったりの電力会社を見つけて、毎月の電気代を安くしましょう。
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