オール電化+太陽光で電気代はいくら?シミュレーション例を徹底解説

「オール電化+太陽光発電システムだと電気代はいくらになるだろうか?」
「オール電化にしたいけれど、太陽光発電システムも一緒がいいかな?」
「いっそのこと、蓄電池も同時に導入がベスト?」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
電気代の高騰が家計に大きな負担を与える近年、注目されているのが「太陽光発電を活用したオール電化住宅」です。
太陽光発電システムを導入すれば、太陽エネルギーを活用した発電が可能となり、発電した分の電気を電力会社から買わなくて済みます。これにより、電気代が安くなるという仕組みです。
しかしながら、「具体的にどのくらい安くなるんだろう?」「蓄電池をプラスするとどうなる?」など、電気代の削減金額を具体的に知りたい方も多いでしょう。
この記事では、いくつかのシミュレーション結果を掲載しながら、ケースごとの電気代がいくらになるか分かりやすく解説していきます。
◆オール電化+太陽光発電なし・ありの電気代の比較 |
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・日照時間が長い甲府市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約14万円安い ・日照時間が短い秋田市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約11.5万円安い ・実際の電気代削減額は設置する地域・システム容量・角度・影の有無など状況によって異なる |
◆オール電化+太陽光発電+蓄電池あり・なしの電気代の比較 |
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(1)オール電化+太陽光発電+蓄電池なしの場合の電気代:年間142,540円 (2)オール電化+太陽光発電+蓄電池ありの場合の電気代:年間18,045円(+売電収入2,074円) |
オール電化住宅に太陽光発電システムを導入するか悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考になさってください。
オール電化+太陽光におすすめの電力会社も紹介していますので、気になる方はこちらもご覧ください!
- 1. 【結論】オール電化+太陽光発電にすると電気代が安くなる可能性が高い
- 1-1. ガス併用VSオール電化では光熱費は必ずしも安くなるとは言えない
- 1-2. オール電化+太陽光発電の場合は電気代が安くなる可能性が高い
- 1-3. 蓄電池を追加すると、自家消費しきれなかった電気を活用できるのでさらに電気代が安くなる
- 2. ガス併用とオール電化の電気代の比較
- 2-1. 関西電力シミュレーション:ガス併用よりオール電化住宅の方が安くなる
- 2-2. 東北電力シミュレーション:地域によってはオール電化住宅の方が高くなる
- 3. オール電化+太陽光発電なし・ありの電気代の比較
- 3-1. 日照時間が長い甲府市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約14万円安い
- 3-2. 日照時間が短い秋田市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約11.5万円安い
- 3-3. 実際の電気代削減額は設置する地域・システム容量・角度・影の有無など状況によって異なる
- 4. オール電化+太陽光発電+蓄電池あり・なしの電気代の比較
- 5. ただし太陽光発電システム・蓄電池導入には費用がかかるので注意しよう
- 6. 電気代を抑えたいなら電力会社の見直しも検討してみよう
- 7. まとめ
【結論】オール電化+太陽光発電にすると電気代が安くなる可能性が高い

オール電化と太陽光発電をセットで導入した場合に「電気代が本当に安くなるのか?」疑問に感じる方も多いかもしれません。
結論からいうと、オール電化+太陽光発電を導入した場合には、電気代は従来よりも安くなる可能性が高いです。
(1)ガス併用VSオール電化では、光熱費が必ずしも安くなるとは言えない
(2)オール電化+太陽光発電では、買電量が少なくなるため電気代が安くなる可能性が高い
(3)蓄電池を追加すると、自家消費しきれなかった電気を活用できるのでさらに電気代が安くなる
この3点について、さらに詳しく解説していきます。
ガス併用VSオール電化では光熱費は必ずしも安くなるとは言えない
まず、「ガス併用(従来通りに電気とガスを併用する使い方)」と「オール電化(給湯や調理もすべて電気でまかなうこと)」では、必ずしもオール電化の方が安くなるとは限りません。
一般的には「オール電化に変えたほうが光熱費(電気代+ガス代)が安くなる」としている情報が多い印象はありますが、実際に安くなるかどうかはその家庭の状況や契約している電力会社、プランによって異なります。
そのため、ガス併用住宅からオール電化にした場合、光熱費が安くなる家庭もあれば、高くなる家庭もあるという結論となります。
(1)オール電化にしたほうが安くなるケース
オール電化にした方が安くなる理由としてよく言われるのは、今まで支払っていたガスの基本料金(千円〜2千円程度)がなくなり、一本化できるからです。また、ガスの種類の中でもプロパンガスは割高なため、プロパンガスを使用している場合にはオール電化にしたほうが安くなる可能性大です。
さらに、日中よりも割安に設定されている深夜電力を有効活用してエコキュートでお湯を沸かすことで、ガス給湯よりもコストを抑えられる場合があります。
夜間・深夜の電気使用量が多い家庭やプロパンガス地域(都市ガス未整備)では、ガス併用よりも安くできる可能性が高いでしょう。
(2)オール電化にしたほうが高くなるケース
オール電化にすると電気の使用量が増えるため契約容量が大きくなり、基本料金が上がる可能性があります。例えば東京電力の場合、従量電灯Bプランで15Aだった家庭(基本料金:467円63銭)が、スマートライフLの6kVAのプラン(基本料金:1,870円50銭)に変えると、1,400円ほど高くなってしまいます。
また、オール電化向けの料金プランは夜間の電気代が安い一方で、昼間の電気代は割高に設定されているため、昼間に電気を多く使う家庭では電気代が高くなることもあります。さらに、寒冷地ではエコキュートの効率が下がり、想定よりも電気代がかかることがあります。
寒冷地に住んでいる家庭や昼間の電気使用量が多い家庭の場合は、オール電化にしたほうが電気代が高くなる可能性があるため、ガス併用を選んだほうが良いケースもあります。
このように、家庭の状況によってや契約している電気料金プランによっても変わるため、単に「オール電化=光熱費が安くなる」と考えるのではなく、家庭ごとの電気使用状況に応じて慎重に判断することが大切です。
オール電化+太陽光発電の場合は電気代が安くなる可能性が高い
一方で、オール電化かつ太陽光発電システムを導入する場合には、電気代は従来よりも安くできる可能性が高いといえます。
そもそも「太陽光発電システム」とは、住宅の屋根にソーラーパネル(太陽光モジュール)を取り付けて、太陽の光エネルギーを電気に変換するシステムです。自宅で電気を作り出せるため、電力会社から購入する電気量を減らすことができ、電気代が安くなります。
特に、昼間に多く電気を使う家庭の場合、太陽光発電システムがあれば昼間の電力を自家発電でまかなうことができます。その結果、単価が高く設定されている昼間の電気を買わなくて済み、電気代の削減につながります。
※昔は「売電」(電気を売ってお金を得ること)がメリットでしたが、近年は売電価格が低下しているため、発電した電気を売るよりも自家消費するほうが経済的なメリットが大きくなっています。
ただし、日が当たらない場所や夜間の時間帯、悪天候(曇り・雨・雪)の日には発電ができません。太陽光発電を導入する前に、設置場所や日照時間などのデータも入れて「具体的にいくら安くなりそうか」をシミュレーションすることをおすすめします。
シミュレーションの際には、工務店や設置業者などにお願いして、設置費用と電気代の削減・売電収益などを長期的に見積もってもらうのがおすすめです。
蓄電池を追加すると、自家消費しきれなかった電気を活用できるのでさらに電気代が安くなる
同時に蓄電池を導入すると、自家消費しきれなかった余った電気を夜間や停電時に活用できるため、電気代をさらに抑えることができます。
蓄電池とは、太陽光発電で発電した電気を貯めておくことができる装置のことです。電力会社から購入した電気も貯めておくことが可能です。

太陽光発電システムを導入しても、蓄電池がなければ、自家消費しきれなかった電力を貯めておくことはできません。そのため、昼間にたくさん電気を作り出せても、その時に使い切れなければ取っておくことができずにムダになってしまいます。
蓄電池があれば昼間に発電した電気を貯めておいて、発電できない時間帯(夜間や雨の日など)にも使用できます。その結果、電力会社から購入する電気の量を大幅に減らせるため、電気代の節約効果がより高まります。
工務店や設置業者に相談して、「太陽光発電システムを導入するとどうなるか」「太陽光発電+蓄電池を両方導入するとどうなるか」をシミュレーションしてもらうとよいでしょう。
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ガス併用とオール電化の電気代の比較

ここからは、ガス併用住宅とオール電化住宅の電気代を比較するため、シミュレーションを実施します。
関西電力シミュレーション:ガス併用よりオール電化住宅の方が安くなる
関西電力の電化シミュレーションを活用して、1月の電気料金が15,000円・都市ガス料金が5,000円の「ガス併用」家庭が、オール電化にして容量370Lのエコキュートを設置すると、年間11,697円安くなる(はぴeタイムRプラン)という結果になりました。
ガスでまかなっていた部分を電気エネルギーでまかなうことになるため電気代は上がりますが、ガス料金がなくなることにより、トータルの光熱費は安くなる計算です。

※オール電化の金額には、電化割引(マイナス6,354円)が含まれています。
(試算条件) ※結果は関西電力試算に基づいたデータで、実際の光熱費はご家庭の使用状況によって異なります。また別途、機器購入費用や工事費用が必要です。 ※表示の金額は、エコキュートと据付型のIHクッキングヒーターを導入して、家庭内のすべてのエネルギーを電気でまかない、はぴeタイムR契約(電化割引適用あり)にした場合の試算です。 |
東北電力シミュレーション:地域によってはオール電化住宅の方が高くなる
一方で、東北電力の光熱費シミュレーションを活用して計算したところ、地域によっては、ガス併用よりもオール電化のほうが高くなるという結果になりました。
シミュレーションの際に用いた条件は、新潟県新潟市在住の2人家族で、現在都市ガス(北陸ガス新潟エリア)を契約している場合です。給湯設備をエコキュートに、調理設備をクッキングヒーターに変えて、「よりそう+」プランに変更した場合のシミュレーション結果です。

このように、東北地方など冬の寒さが厳しい地域では、冬の暖房・給湯で電気代がかさむため、オール電化のほうが高くなるケースもあります。
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オール電化+太陽光発電なし・ありの電気代の比較

2章では、ガス併用住宅とオール電化住宅の電気代を比較して、オール電化のほうが安いケースもあれば高いケースもあることを解説しました。
ここからは、オール電化住宅で「太陽光発電システムを導入した場合」と「導入しなかった場合」の比較をしていきましょう。
同じ太陽光発電システムを導入しても、地域によって日照時間がかなり異なりますし、立地や設置角度によっても発電効率にかなり差が出るため、一概に電気代がいくらになるとはいえません。そのため、ここでもシミュレーションを使って、あくまで一例として電気代を比較していきます。
今回は、パナソニックが提供する光熱費シミュレーション「エネピタ簡易版」を使ってシミュレーションしていきます。
日照時間が長い甲府市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約14万円安い
まずは日照時間が長く発電効率が良い地域として、山梨県甲府市でのシミュレーション結果をご紹介します。
パナソニックの「エネピタ簡易版」で、電気代が月平均12,000円、ガス代が月平均8,000円(都市ガス)の家庭が、オール電化にした場合を仮定しています。さらに、265W×20枚=5.3kWのシステム容量の太陽光パネルを南向けに導入した場合の結果は以下のとおりです。
(1)オール電化+太陽光発電なしの場合の電気代:年間196,340円
(2)オール電化+太陽光発電ありの場合の電気代:年間55,130円
太陽光発電システム(容量5.3kW・南向き)を導入することで、電気代が年間約14万円安くなる結果となりました。
光熱費の算出について 1.使用機器について 本光熱費シミュレーションは、給湯機をエコキュートに、調理器をIHクッキングヒーターに変更した場合の光熱費の変化を計算しています。電気・ガスをご使用の場合は、ガスを給湯・調理に使用していると判断、石油をお使いの場合はガスを調理、石油は給湯に使用していると判断して計算しています。 2.シミュレーション結果について 本シミュレーションは、お客様からご掲示いただいた生活パターン、機器のご使用パターンなどの基本情報に基づき、モデルデータを用いて、省エネルギー機器導入による光熱費削減、及びCO2削減データを計算する光熱費シミュレーションソフト「エネピタ」を、Webで手軽に体験して頂くように作成いたしました。シミュレーション結果につきましては、お客様の生活パターン、機器の使い方、省エネルギー機器の種類、燃料価格の変動や気候の変化、その他の要因等により変動するため、実際の結果を保証するものではなく、あくまで目安としてご利用ください。電力料金・ガス料金は2024年10月現在の料金単価を使用しています。 3.太陽光発電の計算について 太陽光発電は選択された条件に加え、屋根勾配は30度、太陽電池モジュールはModules MS265αを設置したと仮定して、気象データ統計値から発電量を予測しています。また、太陽光発電システムの買取価格は、10kW未満の場合は1kWhあたり15円(税込)、10kW以上50kW未満の場合は、1kWhあたり11.5円(税別)で計算しています(調達価格等算定委員会委員長案)。※10kW以上50kW未満の場合、自家消費型の地域活用要件(自己消費率30%以上、自立運転機能付きパワコン)を設定条件付きでの余剰売電のみとなりますが、エネピタは自家消費型の地域活用要件は考慮しておりません。エネルギー換算は、1次エネルギーの熱量をジュールで算出し、カロリーに換算しています。 4.創蓄連携システムの計算について 創蓄連携システムを選択した場合は、選択された条件に加え、蓄電容量6.3kWh(自家消費モード)、リチウムイオン電池ユニット1台、パワーステーション1台、停電時に備えた残容量は10%で設定し計算しています。 |
日照時間が短い秋田市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約11.5万円安い
次に、日照時間が短くて発電効率が悪い地域として、秋田県秋田市でのシミュレーション結果をご紹介します。
パナソニックの「エネピタ簡易版」で、電気代が月平均12,000円、ガス代が月平均8,000円(都市ガス)の家庭が、オール電化にした場合を仮定しています。さらに、265W×20枚=5.3kWのシステム容量の太陽光パネルを南向けに導入した場合の結果は以下のとおりです。
(1)オール電化+太陽光発電なしの場合の電気代:年間179,240円
(2)オール電化+太陽光発電ありの場合の電気代:年間61,800円
太陽光発電システム(容量5.3kW・南向き)を導入することで、電気代が年間約11万円安くなる結果となりました。
光熱費の算出について 1.使用機器について 本光熱費シミュレーションは、給湯機をエコキュートに、調理器をIHクッキングヒーターに変更した場合の光熱費の変化を計算しています。電気・ガスをご使用の場合は、ガスを給湯・調理に使用していると判断、石油をお使いの場合はガスを調理、石油は給湯に使用していると判断して計算しています。 2.シミュレーション結果について 本シミュレーションは、お客様からご掲示いただいた生活パターン、機器のご使用パターンなどの基本情報に基づき、モデルデータを用いて、省エネルギー機器導入による光熱費削減、及びCO2削減データを計算する光熱費シミュレーションソフト「エネピタ」を、Webで手軽に体験して頂くように作成いたしました。シミュレーション結果につきましては、お客様の生活パターン、機器の使い方、省エネルギー機器の種類、燃料価格の変動や気候の変化、その他の要因等により変動するため、実際の結果を保証するものではなく、あくまで目安としてご利用ください。電力料金・ガス料金は2024年10月現在の料金単価を使用しています。 3.太陽光発電の計算について 太陽光発電は選択された条件に加え、屋根勾配は30度、太陽電池モジュールはModules MS265αを設置したと仮定して、気象データ統計値から発電量を予測しています。また、太陽光発電システムの買取価格は、10kW未満の場合は1kWhあたり15円(税込)、10kW以上50kW未満の場合は、1kWhあたり11.5円(税別)で計算しています(調達価格等算定委員会委員長案)。※10kW以上50kW未満の場合、自家消費型の地域活用要件(自己消費率30%以上、自立運転機能付きパワコン)を設定条件付きでの余剰売電のみとなりますが、エネピタは自家消費型の地域活用要件は考慮しておりません。エネルギー換算は、1次エネルギーの熱量をジュールで算出し、カロリーに換算しています。 4.創蓄連携システムの計算について 創蓄連携システムを選択した場合は、選択された条件に加え、蓄電容量6.3kWh(自家消費モード)、リチウムイオン電池ユニット1台、パワーステーション1台、停電時に備えた残容量は10%で設定し計算しています。 |
実際の電気代削減額は設置する地域・システム容量・角度・影の有無など状況によって異なる
ここでは、日照時間が長い甲府市と日照時間が短い秋田市で、容量5.3kWの太陽光パネルを南向きに設置した場合の電気代を比較したシミュレーションを掲載しました。
しかしながら、ここで示したのはあくまで単なる一例にすぎません。設置するシステム容量が変われば電気代も変わりますし、南向きに設置できなかった場合には削減できる電気代は少なくなります。
その他、日照条件、屋根の向き・角度、周囲の影の影響、日中の電気使用量などさまざまな要因によって電気代はかなりケースバイケースなので注意してください。
【太陽光パネルによる電気代削減額に影響する要因】
要因 | 具体的な影響内容 |
|---|---|
日照条件 | ・日照時間が長い地域ほど発電量が多い(例:関東・九州は比較的多い) ・日本海側や東北などの冬季は曇り・雪の影響で発電量が低下する |
屋根の向き・角度 | ・南向きが最も効率的、東西向きはやや低下、北向きは発電量が大きく減る ・傾斜角が最適でないと発電効率が下がる(最適な傾斜角は地域によって異なる) |
周囲の影の影響 | ・隣接する建物、木、アンテナなどで影がかかると発電量が減少 ・部分的な影でも、直列接続の影響でパネル全体の発電効率が低下 |
日中の電気使用量 | ・昼間の電気使用量が多いほど自家消費率が上がり、電気代削減効果が高い ・日中家にいないと売電に頼ることになり、売電価格が低いため削減効果が下がる |
電気料金プラン | ・オール電化向けのプランと組み合わせると電気代削減効果が大きい ・昼間の電気単価がもともと安いプランだとメリットが少ない |
蓄電池の有無 | ・蓄電池があると、発電した電気を夜間に利用でき、買電量を減らせる ・ただし、蓄電池の導入コストが高く、コスト回収が難しい場合もある |
設備費用 | ・太陽光パネルの種類やメーカーによって価格や発電効率が異なる ・補助金があると初期費用を抑えられるため、費用対効果が向上 |
メンテナンスコスト | ・パネルの汚れや劣化、故障により発電量が低下するため、定期的なメンテナンスが必要 ・メンテナンス費用がかかると、電気代削減メリットが小さくなる |
電気料金の値動き | ・電気代が高騰すれば、太陽光発電の自家消費メリットが大きくなる ・売電価格が低下すると、売電による回収効果が小さくなる |
太陽光発電システムを導入すると電気代が安くなる可能性は高いですが、「日射量が少ない地域」「もともとの電気使用量が少ない家庭」「十分な日当たりの確保が難しい」など悪い条件が重なってしまうと、期待ほどのメリットが得られない可能性もあります。
どのくらい電気代が安くなるかを正確に見積もりたい場合は、実際に施工を行う業者に依頼して、自宅の条件をもとに詳細なシミュレーションをしてもらうのが確実です。
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オール電化+太陽光発電+蓄電池あり・なしの電気代の比較

ここからはさらに、「オール電化+太陽光発電のみ」の場合と、蓄電池も追加した「オール電化+太陽光発電+蓄電池」の場合の電気代の比較を見ていきましょう。
前述した通り、蓄電池を導入すると、日中に発電して使いきれなかった電気を貯めておき、夜間(発電できない時間帯)に活用できます。つまり、日中だけでなく夜間や雨の日でも、電力会社から買う電気の量を減らせるため、電気代を抑えることが可能になります。
また、太陽光発電の発電量が多い日には、蓄電池が満充電になった後の余剰電力を電力会社に売る(=売電する)こともできます。これにより、電気代の節約だけでなく、売電収入を得ることも可能です。
※ただし、現在は売電単価が以前より下がっているため、売電を目的に発電量を増やすことを目指すよりも、日中や夜間の自家消費電力を増やす方向性でシステム構成を考えるのがおすすめです。
これを踏まえて、オール電化+太陽光発電システムを導入している場合に、「蓄電池がある」のと「蓄電池がない」のではどの程度電気代に違いが現れるかを見ていきましょう。
なお、実際には、設置するシステム構成や発電状況、そもそもの電気代がいくらかなどによってかなり電気代は変わってきます。あくまで一例として、京セラグループ公式サイト内の太陽光発電・蓄電池シミュレーションを使ってシミュレーションした内容を解説していきます。
東京・八王子エリアで東京電力の従量電灯Bプランを契約していて、直近1ヶ月の電気料金(2025年3月時点)が2万円の家庭が、6kWの太陽光発電システムを南向きに設置した場合でシミュレーションしたところ、以下のような結果となりました。
なお、蓄電池の定格容量は16kWh、運転モードは「グリーンモード」(自家消費優先)で設定しています。
(1)オール電化+太陽光発電+蓄電池なしの場合の電気代:年間142,540円
(2)オール電化+太陽光発電+蓄電池ありの場合の電気代:年間18,045円(+売電収入2,074円)
あくまでシミュレーションにはなりますが、この例では、蓄電池を導入したほうが、年間で約12.6万円もオトクになるということが分かりました。
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ただし太陽光発電システム・蓄電池導入には費用がかかるので注意しよう

ここまで見てきたように、オール電化住宅に太陽光発電システムを導入すると電気代を抑えられる可能性が高くなります。特に、蓄電池と併用した場合には、発電した電気をより効率的に活用できるため、電気代を安く抑えられる可能性が非常に高くなります。
しかしながら、当たり前ですが、太陽光発電システムや蓄電池を導入するには費用がかかる点を考慮しなければなりません。
太陽光発電システムの導入費用は、一般家庭の場合で、1kWあたり26.1万円程度が相場です。つまり、3kWの場合で約80万円、5kWなら約130万円の導入費用がかかります。
さらに、蓄電池の導入費用も80万円〜160万円程度かかり、容量が大きいほど価格も上がります。
両方を設置するとなると、150万円〜300万円などかなり高額な費用が初期投資としてかかる点に注意しましょう。加えて、蓄電池の寿命は10〜15年程度であるため、途中で交換が必要になる可能性もあります。
そのため、電気代の削減効果だけでなく、初期投資を回収できる期間を考慮して、導入の費用対効果をシミュレーションし、慎重に検討することが大切です。
・太陽光発電のみの場合:10~15年で回収できるケースが多い
・太陽光+蓄電池の場合:15~20年以上かかる可能性が高い
たとえば、150万円で太陽光発電システムを導入して、毎年10万円の電気を削減できたとすると、15年で初期投資を回収できます。16年目からは削減分がそのまま利益に変わります。
また、自治体によっては補助金制度があり、これを活用することで導入費用を大幅に抑えられる可能性があります。活用できる制度を確認したうえで、工務店に詳しいシミュレーションを依頼し、最終的に太陽光発電システムや蓄電池の導入を決定することをおすすめします。
電気代を抑えたいなら電力会社の見直しも検討してみよう

ここまで解説してきたように、ガス併用の家庭と比べると、オール電化で太陽光発電システムを導入することで、電気代は安く抑えられる可能性があります。しかしながら「それでももっと電気代を安くしたい」と考える方も多いかもしれません。
そこでおすすめなのが、電力会社の切り替えや電気料金プランの見直しです。
特に、オール電化住宅向けの電気料金プランに加入していて何年もプランを変更していない方は、一度、別の電力会社の料金をシミュレーションしてみて、切り替えを検討してみることをおすすめします。
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まとめ
この記事では、オール電化や太陽光発電の電気代について解説してきました。最後に、要点を簡単にまとめておきます。
◆【結論】オール電化+太陽光発電にすると電気代が安くなる可能性が高い
- (1)ガス併用VSオール電化では、光熱費が必ずしも安くなるとは言えない
- (2)オール電化+太陽光発電では、買電量が少なくなるため電気代が安くなる可能性が高い
- (3)蓄電池を追加すると、自家消費しきれなかった電気を活用できるのでさらに電気代が安くなる
◆ガス併用とオール電化の電気代の比較
- 関西電力シミュレーション:ガス併用よりオール電化住宅の方が安くなる
- 東北電力シミュレーション:地域によってはオール電化住宅の方が高くなる
◆オール電化+太陽光発電なし・ありの電気代の比較
- 日照時間が長い甲府市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約14万円安い
- 日照時間が短い秋田市のシミュレーション:太陽光発電ありのほうが約11.5万円安い
- 実際の電気代削減額は設置する地域・システム容量・角度・影の有無など状況によって異なる
◆オール電化+太陽光発電+蓄電池あり・なしの電気代の比較
- (1)オール電化+太陽光発電+蓄電池なしの場合の電気代:年間142,540円
- (2)オール電化+太陽光発電+蓄電池ありの場合の電気代:年間18,045円(+売電収入2,074円)
オール電化に太陽光発電システムを導入して、さらに蓄電池をプラスすることで、かなり電気代を抑えることができます。しかしながら、これらを導入するために初期費用がかかるので、導入前に長期的なシミュレーションを比較した上で、導入を決めることをおすすめします。
・オール電化向け|関東でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|関西でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|北海道でおすすめの電力会社10選
・オール電化向け|東北でおすすめの電力会社14選
・オール電化向け|中部でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|北陸でおすすめの電力会社10選
・オール電化向け|中国地方でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|四国でおすすめの電力会社15選
・オール電化向け|九州でおすすめの電力会社15選
簡単な項目を選ぶだけで、契約中の電力会社の電気代と気になる他社の料金を比較できます。
あなたにぴったりの電力会社を見つけて、毎月の電気代を安くしましょう。
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