電気代はアンペア数で変わる!最適なアンペア数の決め方を徹底解説!

最近、電気代が少しずつ上がってきていると感じることが増えていませんか?
ニュースなどでも電気代の高騰が話題に上がっており、節約術や料金プランの見直しなど電気について関心を持つ人が増えてきています。
特に、料金プランの見直しはライフスタイルを変えずに電気代を下げられるかもしれない大事なポイントです。
この記事では、料金プランの基本料金を決める契約アンペア数について詳しく見ていきます。
アンペア数は、同時に使える家電の数を決める量ですが、何アンペアで契約したかによって毎月の基本料金が変わってきます。
そのため、契約を見直すだけで年間数千円単位の節約につながるケースも少なくありません。
自分にあったアンペア数を知って、電気代を無理なく下げていきましょう!
- 1. 契約の基本料金を決めるアンペア数
- 1-1. 同時に使える家電の数が決まる!
- 1-2. 料金プランの基本料金は契約アンペア数で変わる!
- 1-3. アンペア数を変えるとどれくらいおトクになる?
- 2. 自分にあった契約アンペア数は?家電のアンペア数を把握しよう!
- 2-1. 実は簡単?家電のアンペア数を計算してみよう!
- 2-2. 家族構成ごとの目安契約アンペア数
- 3. 契約変更のために知っておきたいこと
- 3-1. 今の契約は?アンペア数の調べ方
- 3-2. アンペア数の変更にかかるお金と時間
- 3-3. 変更は年1回。下げるときは要注意
- 4. アンペア数以外の見直しポイントは?料金プランでさらに節約
- 4-1. 料金プランが合ってないかも?ライフスタイルに合った料金プラン
- 4-2. 基本料金が0円の料金プランの登場
- 5. まとめ|アンペア数の見直しを節電のきっかけに!
契約の基本料金を決めるアンペア数

まずは、基本料金と同時に使える家電の上限を決めるアンペア数について理解していきましょう。
もし、自分の生活にあっていないアンペア数を選択できていないと
- ムダな電気代を払ってしまう
- 生活していて突然ブレーカーが落ちる
など、余計な出費やトラブルに繋がってしまいます。
ここでは、アンペア数についてと変更によってどれくらい料金が変わってくるのかを解説していきます。
同時に使える家電の数が決まる!
電気の契約において、アンペア数とは家全体で一度に使うことのできる電気の量(A)の上限を指しています。
より大きなアンペア数で契約することで、一度に多くの家電製品を使うことができます。
例えば、30Aで契約をしている場合、電子レンジ(約15A)とドライヤー(約12A)を同時に使うと
となり、ほぼ上限に達してしまいます。
この状態で、アイロン(14A)などの消費電力の多い家電製品を使うとブレーカーが落ちてしまいます。
逆に、50Aの契約であれば問題なく使用することができます。
このように、アンペア数は「家庭で同時にどれだけ電気を使えるか」を決めているものであり、世帯構成やライフスタイルによって必要なアンペア数は変わってきます。
家庭でどのような電気の使い方をするかを振り返ったうえで、最適なアンペア数を選択しましょう。
料金プランの基本料金は契約アンペア数で変わる!
電気代は大きく分けて
- 基本料金
- 使用量に応じた料金
の2つに分かれますが、毎月必ず発生する基本料金はこのアンペア数によって決まっています。
一般家庭向けの料金プランでは10A~60Aで選択することができ、大きくなるほど基本料金も高くなっていきます。
例えば、東京電力のスタンダードSプランでは
アンペア数 | 基本料金 |
|---|---|
10A | 311.75円 |
20A | 623.50円 |
30A | 935.25円 |
40A | 1247.00円 |
50A | 1558.75円 |
60A | 1870.50円 |
となっており、10Aあたり311.75円が基本料金として設定されています。
他の電力会社でも、10Aごとに約300円前後を基本料金として設定している場合が多いです。
アンペア数を変えるとどれくらいおトクになる?
契約アンペア数を見直すと、毎月の固定費である基本料金が変わるため、電気代の節約につながります。
例えば、東京電力のスタンダードSプランで40Aから30Aに変更した場合を考えてみましょう。
- 30A契約の基本料金:935.25円
- 40A契約の基本料金:1247.00円
この場合、40Aから30Aに変更することで311.75円の節約となります。
年間に換算すると
の節約となります。
少額に感じるかもしれませんが、ライフスタイルを変えずに固定費を約4,000円も下げられます。
サブスクリプションサービス1つ分の年会費にも相当するので、馬鹿にできない額です。
もちろん、アンペア数を下げすぎると同時に使える家電の数が減り、ブレーカーが落ちるリスクが上がるため注意が必要です。
節約効果と生活の快適さのバランスを考えて、自分の生活にあったアンペア選びが重要です。
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自分にあった契約アンペア数は?家電のアンペア数を把握しよう!

契約アンペア数を下げることと電気代を節約できることはわかりましたが、「自分の生活に合ったアンペア数はいったいどれくらいなのか?」と悩む人も多いでしょう。
最適な契約は、使う家電の種類や同時に使う数によっても変わってきます。
例えば、一人暮らしでは電子レンジやドライヤーなど電気を多く使う家電を同時に使わなければ30Aで十分です。
しかし、4人家族で誰かがお風呂に入っている間に調理をするなど、複数の家電を使う場合は40A以上が必要など必要数は状況によって様々です。
この章では、自分に必要なアンペア数を把握する方法や、一般的な家電製品のアンペア数の目安を掲載しています。
これらを参考に、どの契約をするのが最適なのかを把握していきましょう!
実は簡単?家電のアンペア数を計算してみよう!
自分に必要な契約アンペア数を把握するには、まず使っている家電のアンペア数を把握することが大切です。
実は、家電のアンペア数はとても簡単に計算することができます。
アンペア数(A) = 消費電力(W) ÷ 電圧(V)
電圧は、コンセントの電気を送り出す圧力のようなもので、日本では100Vが標準のため、消費電力(W)を100Vで割ったものがアンペア数となります。
消費電力は家電のメーカーサイトで確認することができるので、型番や製品名などで検索して確認してみましょう。
例えば、Panasonic製の電子レンジを利用した際のアンペア数は
この様に計算できます。
例えば同時に使う家電の計算結果が
- 電子レンジ:12.6A
- ドライヤー:10A
- エアコン:8A
だった場合は、12.6A + 10A + 8A = 30.6Aとなり、その他の家電も含めると40Aの契約が必要なことがわかります。
照明器具などは1Aに満たないほど消費電力が非常に小さいので、計算しなくても影響は少ないです。
しかし、冷蔵庫については待機電力も大きくなりがちなため、念の為メーカーサイトを確認しておいたほうが良いでしょう。
・同時に使う家電製品の合計アンペア数で判断する
・冷蔵庫は待機電力も大きいため一緒に確認する
・ギリギリではなく、少し余裕を持たせることでブレーカーが落ちにくくなる
東京電力は家電の目安のアンペア数を掲載しているので、こちらでザックリ把握してみるのも良いかもしれません!
家電製品 | アンペア数 |
|---|---|
エアコン(10畳用) | 冷房:5.8A(起動時:14A) 暖房:6.6(起動時:20A) |
冷蔵庫(450Lクラス) | 2.5A |
電気カーペット(3畳用) | 8A |
電子レンジ(30Lクラス) | 15A |
テレビ | 液晶42型:2.1A プラズマ42型:4.9A |
IHジャー炊飯器(5.5合・炊飯時) | 13A |
掃除機 | 弱:2A 強:10A |
IHクッキングヒーター(200V) | 20A~30A(最大使用時58A) |
アイロン | 14A |
食器洗い乾燥機 | 13A |
ヘアードライヤー | 12A |
ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯時:2A 乾燥時:13A |
家族構成ごとの目安契約アンペア数
ここまでで、家電のアンペア数計算の方法を紹介してきました。
しかし、実際計算してみても「本当にあっているのか・・・?」と不安になる方もいらっしゃると思います。
そこで、ここでは一般的な契約アンペア数を世帯人数別に紹介しています。
家電製品の利用状況やライフスタイルによって最適なアンペア数は変わってきますが、これを目安にしてどれくらいにするかを決めていきましょう!
世帯人数 | 契約アンペア数の目安 |
|---|---|
1人暮らし | 30A~40A |
2人暮らし | 40A~50A |
3~4人暮らし | 50A~60A |
1人暮らしの場合
1人暮らしの場合は、家電のそもそも消費電力量が小さく、同時に使うことも少ないため、30A程度で十分なことが多いです。
例えば、以下のような場合
- 冷蔵庫(150L):2.25A
- 電子レンジ(22L):14A
- エアコン(6畳用冷房時):6.5A
必要アンペア数は22.75Aとなり、その他の証明などを合わせても30Aで十分なことがわかります。
ただし、1人暮らし用でも電子レンジやドライヤーなどは消費電力が大きいため、同時に使う場合は40Aも視野に入れておいたほうが安心です。
2人暮らしの場合
2人暮らしの場合、一人がお風呂でドライヤー使っている間に晩御飯の支度をするなど、同時に複数の家電を使う機会も多くなります。
そのため、40A~50A程度を契約しておくと安心でしょう。
例えば、2人暮らしの夫婦を想定した場合
- 冷蔵庫(450L):2.5A
- エアコン(10畳用冷房時):5.8A
- IHジャー炊飯器(5.5合・炊飯時):13A
- ドライヤー:12A
となり、合計は33.3Aとなり40A必要な事がわかります。
さらに、電子レンジとドライヤーを同時に使う場合には、50A契約にしておくと安心です。
3~4人暮らしの場合
家族が3~4人になると、家電を使う時間が重なりやすく、家庭全体の電力使用量が一気に高まります。
そのため、50A~60A程度の契約アンペア数が目安となります。
例えば、家族4人で晩御飯の支度をしている間にお風呂に入りつつ、一人はテレビを見ているという場合
- 冷蔵庫(450L):2.5A
- エアコン(12畳用冷房時):11.8A
- テレビ(液晶42型):2.1A
- 電子レンジ:15A
- 炊飯器:13A
- ドライヤー:12A
合計は56.4Aで60A必要なことがわかります。
ドライヤーや炊飯器、電子レンジなどの家電製品が特に電気を消費するため、使う時間などをずらすなどの工夫が必要になってきます。
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契約変更のために知っておきたいこと

契約アンペア数を見直して節約を考える際は、
- 自分の契約アンペア数の確認
- 変更までの手続きや費用
- 変更回数の上限
など、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
契約を変更する前に、手続きの流れや注意点を理解しておくことで、スムーズかつ安心して見直しを進めて行きましょう!
今の契約は?アンペア数の調べ方
アンペア数を検討するときは、まず自分の契約アンペア数を確認しましょう。
実は契約しているアンペア数は、自宅で簡単に確認できます。
確認方法は
- 毎月の検針票で確認する
- ブレーカーボックスで確認する
の2種類の方法があるので、それぞれ紹介していきます。
【毎月の検針票で確認する】
毎月お家に届いている電力会社からの検針票には、契約アンペア数などの契約内容が記載されています。
- 電気ご使用量のお知らせ
- 検針票

検針票の「ご契約」「契約容量」といった項目の横に書かれている「30A」「40A」が現在の契約アンペア数です。
最近では紙の検針票からウェブ明細に切り替わっている電力会社も増えてきたため、電力会社の会員サイトやアプリのマイページから確認することもできます。
【ブレーカーボックスで確認する】
検針票が手元にない場合でも、契約アンペア数はブレーカーボックス(分電盤)を直接確認することで簡単にわかります。
玄関や洗面所の上部などに設置されているブレーカーボックスを開けると、左側に緑や黄色で縁取られたアンペアブレーカーというスイッチがあります。
ここに「30A」や「40A」など現在契約しているアンペア数が書かれています。

※濡れた手で触ると危険なので必ず乾いた手で確認を行ってください。
ブレーカーを見れば、すぐ自分の契約アンペア数を確認できるので、手元に検針票がない場合はこちらもおすすめです。
アンペア数の変更にかかるお金と時間
契約アンペア数を変更する際は、事務手数料や工事費用は原則かかりません。
変更手続きは、電力会社の公式サイトや会員ページから申請できるため、手軽に行うことが可能です。
工事についても10A~60A内の変更であれば、上げる場合も下げる場合も無償で工事を行ってもらえます。
申請後、工事が必要な場合は工事日程の調整が必要となり、1週間程度で対応してくれる場合がほとんどです。
工事当日は、ブレーカーの変更などの簡単な作業のみで完了するため、1時間以内に完了します。
変更は年1回。下げるときは要注意
契約アンペア数の変更は原則年に1回しか行えないため、下げる場合は特に注意が必要です。
もし下げたとき、自分の生活に合った契約ができていなかった場合、ブレーカーが落ちやすくなってしまいます。
こうなったとき元の契約に戻そうと思っても、変更は1年に1回のため翌年まで待つ必要があり、生活に支障が出てしまいます。
快適な生活を維持しつつ、電気代を下げるためにも自分がどれくらいのアンペア数が必要なのかを正しく把握してから検討しましょう。
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アンペア数以外の見直しポイントは?料金プランでさらに節約

契約アンペア数を見直すことで基本料金は節約できますが、ライフスタイル的にこれ以上アンペア数を下げられない場合もあります。
特に家族で暮らしている場合は、朝や夜の時間帯に家電を使わざるを得ないことも多く、無理にアンペア数を下げるとブレーカーが落ちやすくなり、快適に過ごせなくなってしまいます。
そこで、アンペア数見直しと合わせて
- 電気の使い方を見直す
- 電力会社と料金プランの見直す
といったポイントも一緒に見直すことで、さらに電気代を節約することができるかもしれません!
ぜひアンペア数の見直しと合わせてチェックしてみてください。
料金プランが合ってないかも?ライフスタイルに合った料金プラン
契約アンペア数以外にも、電気料金プランが自分のライフスタイルに合っているかをしっかり確認することが大切です。
同じ使用量でも、契約しているプランによって電気代は大きく変わります。
たとえば、夜間に家電を多く使うライフスタイルの方が、昼間がおトクなプランに契約していると割高になってしまいます。
逆に、昼間在宅が多い方が夜間中心プランを選んでいると同様に損をしてしまいます。
では実際に、東京電力の夜間中心プランの夜トク12の料金プランを見てみましょう。
時間帯 | 電力料金(1kWh) |
|---|---|
午前9時~午後9時 | 44.16円 |
午後9時~翌午前9時 | 33.33円 |
出典:東京電力|夜トクプラン
時間帯によって単価が10.83円も違っていることがわかります。
もし、ライフスタイルが合わずに昼間の時間帯に余分に月100kWh使っていたとすると
100kWh × 33.33円 = 3,333円/月
その差は月に1,083円、年間にすると12,996円もの電気代を余分に支払っていることになります。
このように、ライフスタイルと料金プランが合っていないだけでも、電気代は大きく変わってしまうのです。
ライフスタイルに変化があったときや、しばらくプランを見直していない場合は、料金プランを見直すことで無理なく電気代を抑えられる場合もあります。
基本料金が0円の料金プランの登場
ここまで、アンペア数や料金プランの見直しによって電気代を下げる方法を紹介してきましたが、最近ではそもそも基本料金が0円の電力会社も登場しています。
従来の電気料金は「基本料金 + 使用量」に応じた固定単価制という構成が一般的でした。

しかし、近年は新しい電力会社が増え、「基本料金0円 + 使った分だけ請求」というシンプルでわかりやすい料金体系を採用するところも増えてきています。
このようなプランでは、アンペア契約ごとの基本料金を気にする必要がなく、無理なく固定費を削減することができます。
特に、共働きであまり電気を使っていない家庭では、基本料金が電気代を占める割合が多いため、プラン変更による節約と合わせて想像以上に節約できるケースもあります。
簡単に電気料金をシミュレーションできるサイトもあるため、気になる方はアンペア数見直しと合わせてシミュレーションすることで、電気代の節約につながるかもしれません。
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まとめ|アンペア数の見直しを節電のきっかけに!

この記事では、契約アンペア数について解説してきました。
電気の契約のアンペア数は、
- 家庭で同時に使える家電製品の数を決める上限
- 基本料金を決めるもの
でした。
アンペア数を下げると10Aあたり約300円の月額基本料金を下げることができます。
しかし、同時に使うことのできる家電の数も減ってしまい、ブレーカーが落ちるリスクも上がるため、最適なアンペア数の選択が重要となってきます。
この記事で紹介した方法を参考に、自分に合った契約アンペア数を見つけてみて下さい!
そして、その他にも見直すだけで簡単に電気代を下げられるポイントがあるため、この機会にぜひ見直してみてください!
簡単な項目を選ぶだけで、契約中の電力会社の電気代と気になる他社の料金を比較できます。
あなたにぴったりの電力会社を見つけて、毎月の電気代を安くしましょう。
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