再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)とは?
再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)とは、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等)を普及させるための費用を、電気を使う全ての利用者が公平に負担する仕組みに基づき、電気料金の一部として毎月請求される金額のことです。
日本では、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等)の普及を目的として、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間、買い取ることを国が約束する制度)があります。
この買い取りに要した費用は、電気を使う全ての利用者が負担する再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)によって賄われています。
【再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)の計算方法】
再エネ賦課金 = 使用電力量(kWh) × 再エネ賦課金単価
(例)使用電力量400kWh、再エネ賦課金単価3.98円(税込)の場合
400kWh × 3.98円 = 1,592円(税込)
※再エネ賦課金単価は、毎年度、経済産業大臣が再生可能エネルギーの買取費用や販売電力量等を基に算定・決定します。
電力会社(小売電気事業者)は、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)をお客さまから預かり、国が指定する機関(電力広域的運営推進機関)に全額を納付しています。
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