電気自動車は蓄電池代わりになる?節約効果や導入費用を蓄電池と比較

「電気自動車を蓄電池代わりに使えるって本当?」
電気料金の上昇や災害対策への関心の高まりから、家庭用蓄電池の導入を検討する方が増えています。
そんな中で注目されているのが、
電気自動車(EV)を蓄電池として活用する方法です。
この記事では、
- 電気自動車を蓄電池代わりに使う仕組み
- 家庭用蓄電池との違い
- 導入費用
- 節約効果
- 回収期間
まで分かりやすく解説します。
また、EV+V2Hのメリットを最大限活かすための電気料金プラン選びについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 1. 電気自動車はV2Hを導入すれば家庭用蓄電池の代わりになる
- ・V2Hとは?EVと住宅をつなぐ設備
- ・連携方法で「単機能型」と「ハイブリッド型」に分かれる
- ・停電時に使える範囲で「特定負荷型」と「全負荷型」に分かれる
- ・オール電化なら全負荷型がおすすめ
- ・V2Hの導入費用はどれくらい?
- 2. 電気自動車と家庭用蓄電池は何が違う?
- ・車・蓄電池・非常用電源の3役をこなせる
- ・家庭用蓄電池よりも大容量の電気を貯められる
- ・大容量バッテリーで停電時も長く電気を使いやすい
- 3. EV+V2Hと家庭用蓄電池はどっちがお得?
- ・導入費用の比較:「ガソリン車+蓄電池」と「EV+V2H」
- ・節約効果を比較:どれくらいお得になる?
- ・回収期間を比較:結局何年で元が取れる?
- ・車の買い替え予定があるならEV+V2Hがおすすめ
- 4. EV+V2Hの節約効果を最大化するには電気料金プラン選びも重要
- ・電気自動車の充電費用は電気料金単価によって変わる
- ・オール電化住宅は電力会社・料金プラン選びの影響が大きい
- 5. 電気自動車とオール電化住宅にはリボンエナジーがおすすめ
- ・基本料金0円で安い時間帯を狙えば、さらにおトクに
- ・7つの割引を併用可能|EV割引や蓄電池割引も利用できる
- ・解約金や契約条件、キャンペーンも確認
- 6. まとめ|電気自動車を蓄電池代わりに使うなら電気料金プランもあわせて見直そう
電気自動車はV2Hを導入すれば家庭用蓄電池の代わりになる

電気自動車(EV)は、V2H(Vehicle to Home)を導入することで、家庭の電力を支える設備として活用できます。
V2Hを使うと、EVに貯めた電気を家で使えるようになり、太陽光発電との連携や停電対策にも役立ちます。
ここでは、まずV2Hの基本的な仕組みを押さえたうえで、導入時に知っておきたいポイントを確認していきましょう。
V2Hとは?EVと住宅をつなぐ設備
V2H(Vehicle to Home)は、EVと住宅を接続し、充電と給電を行う設備です。

イメージとしては、「EVと住宅をつなぐ電気の出入り口」のような存在です。
V2Hのイメージ |
|---|
家 |
V2Hがあれば、
・家からEVへ充電する
・EVから家へ給電する
という双方向の電力のやり取りが可能になります。
連携方法で「単機能型」と「ハイブリッド型」に分かれる
V2Hには、大きく分けて「単機能型」と「ハイブリッド型」の2種類があります。
どちらも、電気自動車を家庭用の蓄電池代わりに使うための仕組みですが、制御の範囲や連携する設備によって違いがあります。

▼単機能型とハイブリッド型の比較表
項目 | 単機能型 | ハイブリッド型 |
|---|---|---|
主な役割 | EVと住宅の充放電 | 太陽光・EV・住宅を一括管理 |
導入費用 | 比較的安い | 高め |
太陽光発電との連携 | ○ | ◎ |
エネルギー効率 | ○ | ◎ |
■単機能型
単機能型は、EVと住宅の間で電気をやり取りすることに特化したタイプです。
構成がシンプルなため導入費用を抑えやすいという特徴があります。
また、既存の太陽光発電システムとも併用できますが、それぞれが独立して動作するため、電気の変換回数が増え、その分エネルギーロスが発生しやすくなります。
すでに太陽光発電を設置している住宅でも導入しやすく、「まずはEVを蓄電池代わりに使いたい」という家庭に向いています。
■ハイブリッド型
ハイブリッド型は太陽光発電・EV・住宅の電力をまとめて管理できるタイプです。
太陽光発電でつくった電気をEVへ充電し、その電気を家庭で利用するまでを一体的に制御できるため、エネルギーを効率よく活用できます。
電気の変換回数も少なく抑えられるため、単機能型と比べて変換ロスを減らしやすいことがメリットです。
高機能な分、導入費用は高くなる傾向があります。
停電時に使える範囲で「特定負荷型」と「全負荷型」に分かれる

V2Hを選ぶ際は、停電時に家のどこまで電気を使えるようにするかも重要なポイントです。
▼特定負荷型と全負荷型の比較表
項目 | 特定負荷型 | 全負荷型 |
|---|---|---|
停電時の給電範囲 | 一部の回路のみ | 家全体 |
導入費用 | 比較的安い | 高め |
停電時の生活 | 最低限の電気を確保 | 普段に近い生活が可能 |
■特定負荷型
特定負荷型は、停電時にあらかじめ指定した回路だけへ給電する方式です。
例えば、冷蔵庫や照明など、生活に必要な最低限の設備に電気を供給します。
■全負荷型
一方、全負荷型は住宅全体に給電できるため、停電時でも普段に近い生活を維持しやすいことが特徴です。
オール電化なら全負荷型がおすすめ
オール電化住宅で停電対策や太陽光発電の自家消費を重視する場合は、「全負荷型」を軸に検討すると選びやすいでしょう。
重視すること | おすすめの構成 |
|---|---|
導入費用を抑えたい | 単機能型 × 特定負荷型 |
停電時の安心感を重視したい | 単機能型 × 全負荷型 |
太陽光発電を最大限活用したい | ハイブリッド型 × 全負荷型 |
オール電化住宅では、下記のような200Vの家電を利用している家庭が多いです。
- IHクッキングヒーター
- エコキュート
- エアコン(200V)
そのため、特定負荷型の場合、停電時に利用できる回路が限られるため、これらの設備を使えないケースがあります。
一方、全負荷型であれば家全体へ給電できるため、停電時でも普段に近い生活を維持しやすくなります。
また、太陽光発電を設置している場合は、ハイブリッド型との相性も良好です。
ハイブリッド型は太陽光発電・EV・住宅の電力をまとめて制御できるため、発電した電気を効率よく活用しやすくなります。
V2Hの導入費用はどれくらい?
V2Hを導入する際は、本体価格だけでなく設置工事費も必要になります。
一般的な費用の目安は以下の通りです。
項目 | 費用目安 |
|---|---|
V2H本体 | 60万〜120万円程度 |
設置工事費 | 30万〜80万円程度 |
合計 | 100万〜200万円程度 |
選ぶ機種や住宅の配線状況によって費用は変わりますが、決して安い設備ではありません。
特に、ハイブリッド型や全負荷型は高機能な分、導入費用も高くなる傾向があります。
国や自治体ではEVやV2Hの導入を支援する補助金制度を実施している場合があります。
補助金を活用できれば導入費用を抑えられる可能性があるため、購入前に最新の制度内容や申請条件を確認しておくことをおすすめします。
【例】
・次世代自動車振興センター「CEV補助金」
・次世代自動車振興センター「V2H充放電設備補助金」
・東京都「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」
・各自治体「住宅用エネルギー設備補助金」など
また、V2Hは単独で導入するだけでなく、太陽光発電や電気自動車と組み合わせて活用することで、電気代の削減や停電対策といったメリットも期待できます。
そのため、導入費用だけでなく、どのような使い方をしたいのかも含めて検討することが大切です。
電気自動車を蓄電池代わりに使えることはわかりましたが、「家庭用蓄電池と何が違うの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
次章では、それぞれの違いを比較しながら、電気自動車ならではの特徴を解説します。
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電気自動車と家庭用蓄電池は何が違う?

電気自動車(EV)と家庭用蓄電池は、どちらも電気を貯めて家庭で利用できる設備です。
しかし、用途や蓄電容量、使えるタイミングなどに違いがあります。
まずは両者の違いを見てみましょう。
▼電気自動車(EV)と家庭用蓄電池の違い
項目 | 電気自動車(EV) | 家庭用蓄電池 |
|---|---|---|
主な用途 | 移動手段・蓄電 | 蓄電 |
設置場所 | 駐車場 | 住宅に固定設置 |
蓄電容量 | 20〜80kWh程度 | 5〜15kWh程度 |
停電時の利用 | ○ | ○ |
外出中の利用 | × | ○ |
導入方法 | EV+V2H | 蓄電池設置 |
同じ「電気を貯める設備」でも、EVは車として利用できる一方で、家庭用蓄電池は住宅専用の設備です。
この違いによって、それぞれにメリット・デメリットがあります。
車・蓄電池・非常用電源の3役をこなせる

EVは普段は車として利用しながら、必要に応じて家庭へ電気を供給できます。
つまり、
①移動手段
②家庭用蓄電池
③停電時の非常用電源
という3つの役割を1台で兼ねられることが大きな特徴です。
特に、これから車の買い替えを検討している家庭にとっては、蓄電池としても活用できる点が大きなメリットといえるでしょう。
家庭用蓄電池は住宅に固定されているため、いつでも利用できます。
一方でEVは車として利用するため、外出中は家庭へ給電できません。
例えば、
・日中は通勤で利用する
・長距離移動が多い
・出張や旅行で車を持ち出すことが多い
といった家庭では、蓄電池として使える時間が限られる場合があります。
家庭用蓄電池よりも大容量の電気を貯められる
EVが注目されている理由の一つが、バッテリー容量の大きさです。
▼バッテリー容量の目安
バッテリーの種類 | 容量の目安 |
|---|---|
家庭用蓄電池 | 5〜15kWh |
EV(軽自動車クラス) | 20〜30kWh |
EV(コンパクト・SUVクラス) | 40〜80kWh |
一般的な家庭用蓄電池と比べると、EVは数倍の電気を蓄えられる車種もあります。
蓄電容量が大きいことで、
- 太陽光発電の余剰電力を多く貯められる
- 安い時間帯の電気をまとめて蓄えられる
- 停電時に長く利用しやすい
といったメリットがあります。
EVは移動手段でもあるため、家庭で使う電気と走行に必要な電気のバランスを考えなければなりません。
例えば、家庭で電気を使いすぎると、翌日の通勤や買い物に必要な走行距離を確保できなくなる可能性があります。
そのため、
・家庭で使う電力量
・車として使うための残量
を意識した運用が必要です。
家庭用蓄電池にはない管理が必要になる点は、EVならではの注意点といえるでしょう。
大容量バッテリーで停電時も長く電気を使いやすい
EVも停電時の非常用電源として活用できます。
家庭用蓄電池の容量は5〜15kWh程度が一般的ですが、EVは40〜80kWh程度のバッテリーを搭載する車種も少なくありません。
そのため、停電時に利用できる電力量も大きくなります。
▼停電時に利用できる期間の目安
バッテリー容量 | 使用できる期間の目安※ |
|---|---|
10kWh(家庭用蓄電池) | 約1〜2日 |
40kWh(EV) | 約4〜8日 |
60kWh(EV) | 約6〜12日 |
80kWh(EV) | 約8〜16日 |
※1日あたり5〜10kWh程度使用した場合の目安
オール電化住宅の場合は、IHやエコキュート、エアコンなどを利用すると消費電力量が増えるため、実際に利用できる期間は短くなります。
それでも、EVは家庭用蓄電池よりも大容量のバッテリーを搭載している車種が多く、停電時の備えとして心強い存在です。
特に全負荷型のV2Hを導入している場合は、停電中でも家全体へ給電できるため、普段に近い生活を維持しやすくなります。
■まとめ
家庭用蓄電池と比べると、EVには大容量バッテリーを活用できるメリットがある一方で、V2Hの導入費用や運用面での注意点もあります。
しかし、EVを蓄電池代わりに活用する価値は、単に電気を貯められることだけではありません。
太陽光発電やオール電化住宅と組み合わせることで、家庭の電気の使い方が変わり、電気代の削減につながる可能性もあります。
初期費用だけでなく、電気代の節約効果や回収期間まで含めて考えることが大切です。
次章では、EV+V2Hと家庭用蓄電池を「導入費用」「節約効果」「回収期間」の3つのポイントから比較していきます。
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EV+V2Hと家庭用蓄電池はどっちがお得?

電気を貯めて家庭で活用する方法として、「家庭用蓄電池」と「EV+V2H」があります。
どちらも太陽光発電の余剰電力を貯めたり、停電時の非常用電源として活用したりできますが、導入費用や節約効果には違いがあります。
では実際に、どちらの方がお得なのでしょうか。
ここでは、初期費用や節約効果、回収期間などを比較しながら、それぞれの特徴を見ていきましょう。
導入費用の比較:「ガソリン車+蓄電池」と「EV+V2H」
まずは、どちらがお得かを判断するうえで欠かせない、導入費用の違いを見てみましょう。
車の買い替えを予定しているなら、単純に「家庭用蓄電池」と「EV+V2H」を比べるのではなく、
- ガソリン車に買い替える+家庭用蓄電池を導入する
- EVに買い替える+V2Hを導入する
という視点で比較することが大切です。
項目 | ガソリン車+家庭用蓄電池 | EV+V2H |
|---|---|---|
車両購入費 | 必要 | 必要 |
蓄電設備費 | 約150万円以上 | 約100万〜200万円 |
蓄電容量の目安 | 5〜15kWh程度 | 20〜80kWh程度 |
補助金 | 蓄電池のみ対象 | EV・V2Hともに対象 |
削減できる費用 | 電気代のみ | 電気代+ガソリン代 |
家庭用蓄電池(容量5〜15kWh)の導入費用は、工事費込みで150万円以上になるケースも少なくありません。
一方、EVを家庭用蓄電池として活用するために必要なV2Hは、本体と工事費を合わせて100万〜200万円程度が目安です。
さらにEVには20〜80kWh程度の大容量バッテリーが搭載されているため、家庭用蓄電池を別途購入しなくても、大きな蓄電容量を確保できます。
車の買い替えを前提に考えると、「車」と「蓄電池」の役割を1台で兼ねられる点は、EV+V2Hならではの大きな魅力です。
車をガソリン車に買い替えて、さらに家庭用蓄電池を別で買うことを考えれば、「EV+V2H」というセット投資の方が、はるかにコストパフォーマンスが高い選択と言えます。
節約効果を比較:どれくらいお得になる?
太陽光発電を設置しているご家庭では、「家庭用蓄電池を導入するか、それともEVを蓄電池代わりにするか」で迷う方も多いはず。
ここでは、ある家庭を基準に、それぞれを導入した場合の節約額を比べてみます。
モデルケース:Aさん一家
・4人家族・オール電化の戸建て住宅
・屋根に太陽光パネルを設置済み
・車の年間走行距離:10,000km
Aさん宅が「太陽光+家庭用蓄電池」と「太陽光+EV+V2H」のどちらを選ぶかで、節約額がどう変わるかを見ていきましょう。
■① 走行コストの節約(EV+V2Hのみ):年間約7万円
家庭用蓄電池は電気を貯めることしかできませんが、EVは蓄電池として使えるだけでなく、車としても利用できます。
EVはガソリン代を電気代に置き換えられることが大きなメリットです。
項目 | 年間コスト | 燃費・電費 | 単価 |
|---|---|---|---|
ガソリン車 | 約113,400円 | 15km/L | 170円/L |
電気自動車(EV) | 約44,300円 | 7km/kWh | 31円/kWh |
差額 | 約69,100円 | - | - |
同じ10,000kmを走行した場合でも、EVの燃料費はガソリン車の約4割に抑えられます。
この年間約7万円の節約は、家庭用蓄電池では得られない、EVならではのメリットです。
■② 電気代の節約(両方できる):年間約2.7万円
太陽光の余剰電力を貯めて自宅で使う「自家消費」は、家庭用蓄電池でもEVでも可能です。
これまで安く売電していた電気を買えば、割高な時間帯に自分で使うことで、電気代を抑えられます。
項目 | 数値 |
|---|---|
これまで売電していた余剰電力 | 約5kWh/日 |
売電単価 | 16円/kWh |
買電単価 | 31円/kWh |
自家消費による差額 | 15円/kWh |
さらにEVは、家庭用蓄電池より貯められる電気の量が圧倒的に多いのが強みです。
バッテリーの種類 | 容量の目安 |
|---|---|
家庭用蓄電池 | 5〜15kWh |
EV(軽自動車クラス) | 20〜30kWh |
EV(コンパクト・SUVクラス) | 40〜80kWh |
蓄電池の役割はEVで十分にまかなえるうえに、容量に余裕がある分、発電量の多い日も余剰を取りこぼさず貯めきれます。
今回の試算は控えめな前提(余剰5kWh/日)なので、太陽光の発電量が多いご家庭なら、ここで計算した以上の節約効果が得られる可能性もあります。
■比較:年間の節約額
①と②をまとめると、年間の節約額は次のようになります。
太陽光+家庭用蓄電池 | 太陽光+EV+V2H | |
|---|---|---|
電気代の節約 | 約2.7万円 | 約2.7万円 |
走行コストの節約 | なし | 約6.9万円 |
年間の節約額 | 約2.7万円 | 約9.6万円 |
電気の自家消費による節約は同じでも、EV+V2Hならガソリン代まで減らせる分、年間で約7万円の差が生まれます。
「電気を貯める」だけの蓄電池に対して、EVは「電気を貯める+車も動かす」を1台でこなせるのが、お得さの理由です。
回収期間を比較:結局何年で元が取れる?
では、実際にどのくらいで導入費用を回収できるのでしょうか。
先ほどのシミュレーションでは、下記のような結果となりました。
- EV+V2H:年間約9.6万円の削減効果
- 家庭用蓄電池:年間約2.7万円の削減効果
この条件で比較すると、回収期間の目安は次のようになります。
設備 | 導入費用の目安 | 年間削減額 | 回収期間の目安 |
|---|---|---|---|
家庭用蓄電池 | 150万円 | 約2.7万円 | 約55年 |
EV+V2H | 100万円 | 約9.6万円 | 約10年 |
EV+V2H | 150万円 | 約9.6万円 | 約15年 |
EV+V2H | 200万円 | 約9.6万円 | 約20年 |
このように家庭用蓄電池と比べると、EV+V2Hは回収期間を半分程度まで短縮できる可能性があります。
家庭用蓄電池が主に「電気代のみ」を削減する設備なのに対し、EV+V2Hは「電気代+ガソリン代」を同時に削減できる点が大きな違いです。
このように、節約額・回収期間のどちらの観点でも、EV+V2Hは家庭用蓄電池よりお得になりやすいといえます。
・購入時の補助金
・走行距離
・太陽光発電の有無
・電気料金単価
車の買い替え予定があるならEV+V2Hがおすすめ
ここまで比較してきたように、電気代の削減効果だけで見ると、家庭用蓄電池とEV+V2Hに大きな差はありません。
しかし、EV+V2Hは電気代に加えてガソリン代も削減できるため、年間の節約額は家庭用蓄電池より大きくなる傾向があります。
実際に今回のシミュレーションでは、
- 家庭用蓄電池:約55年
- EV+V2H:約10〜20年
という結果になり、EV+V2Hの方が回収期間を短縮できる可能性があることが分かりました。
これから車の買い替えを検討しているのであれば、年間の節約額・回収期間のどちらの観点でも、EV+V2Hの方がお得になる可能性が高いでしょう。
EV+V2Hを導入するだけでも節約効果は期待できますが、それだけで十分とは限りません。
実は、契約している電力会社や電気料金プランによって、節約できる金額は大きく変わる場合があります。
そのため回収期間も短縮できる可能性があります。
設備選びと同じくらい、どの電力会社・料金プランを選ぶかが重要です。
次章では、EV+V2Hのメリットをさらに活かすための電力会社・電気料金プラン選びについて解説します。
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EV+V2Hの節約効果を最大化するには電気料金プラン選びも重要

ここまで見てきたように、EV+V2Hを導入すると、太陽光発電の余剰電力や電気料金が安い時間帯の電気を有効活用できるようになります。
しかし、同じEVやV2Hを導入していても、契約している電力会社や電気料金プランによって節約効果は大きく変わります。
そのため、設備の導入だけでなく、家庭の電気の使い方に合った電力会社・電気料金プランを選ぶことが重要です。
電気自動車の充電費用は電気料金単価によって変わる
EVは一度に多くの電気を充電するため、電気料金単価の違いが年間の充電費用に大きく影響します。
例えば、年間10,000km走行する場合の充電費用は次のようになります。
電気料金単価 | 年間充電費用 |
|---|---|
20円/kWh | 約28,600円 |
30円/kWh | 約42,900円 |
40円/kWh | 約57,100円 |
※年間走行距離10,000km、電費7km/kWhで試算
同じ電気自動車に乗っていても、電気料金単価によって年間で約3万円近い差が生じる可能性があります。
さらに、EVを蓄電池代わりに活用する場合は、家庭で利用する電気も含めて電力会社や電気料金プランの影響を受けるため、節約効果の差はさらに大きくなることがあります。
オール電化住宅は電力会社・料金プラン選びの影響が大きい
オール電化住宅では、電気自動車(EV)の充電だけでなく、エコキュートやIHクッキングヒーターなども電気で使用します。
そのため、電気使用量が多い家庭ほど、契約する電力会社や料金プランによる影響が大きくなります。
電力会社を比較するときは、電力量料金だけでなく、毎月の電気代を構成する要素全体を見ることが大切です。
■電気代は4つの要素で決まる
毎月の電気代は、主に次の4つの要素で構成されています。
毎月固定でかかる料金。オール電化住宅は契約容量が大きくなりやすく、基本料金も高くなる傾向があります。
②電力量料金
使用した電力量に応じてかかる料金。電気使用量が多い家庭ほど、単価の違いが家計に影響します。
③燃料費調整額
燃料価格の変動に応じて毎月変わる料金です。電力会社によって負担額が異なる場合があります。
④再エネ賦課金
再生可能エネルギーの普及を目的として全国一律でかかる料金です。
これらをトータルで比較したうえで、家庭の電気の使い方に合った料金プランを選ぶことが重要です。
■EVを蓄電池代わりに使うなら、さらに重要
前章で紹介したように、EVを蓄電池代わりに活用すると、
- 夜間の安い電気を充電する
- 太陽光発電の余剰電力を充電する
- 電気料金が安い時間帯を狙って充電する
といった使い方ができるようになります。
だからこそ、「いつ電気を買うか」だけでなく、「どの電力会社・電気料金プランを選ぶか」も、節約効果を左右する重要なポイントになります。
電力会社や電気料金プラン選びが重要だと分かっても、「どこを選べばいいのか分からない」という方も多いでしょう。
次章では、EVやオール電化住宅との相性が良く、電気代の節約につながる電力会社「リボンエナジー」をご紹介します。
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電気自動車とオール電化住宅にはリボンエナジーがおすすめ

前章で解説したように、電気自動車(EV)を蓄電池代わりに活用する場合は、EVやV2Hだけでなく、契約する電力会社や料金プラン選びも重要です。
特にオール電化住宅では、電気自動車の充電に加えてエコキュートやIHクッキングヒーターなどでも多くの電気を使用するため、電力会社による料金差が家計に与える影響も大きくなります。
ここでは、電気自動車やオール電化住宅との相性という観点から、リボンエナジーの特徴を紹介します。
基本料金0円で安い時間帯を狙えば、さらにおトクに

一般的な電力会社では、契約アンペア(A)や契約容量(kVA)に応じて毎月基本料金が発生します。
一方、リボンエナジーは基本料金が0円です。
毎月必ず発生する固定費がないため、契約容量の大きくなりやすいオール電化住宅でも基本料金を気にする必要がありません。
▼固定費の比較表
項目 | リボンエナジー | 東京電力 |
|---|---|---|
基本料金 | 0円 | 1,871円 |
年間基本料金 | 0円 | 22,452円 |
出典:東京電力「スマートライフ」
※基本料金は6kVA契約の場合
さらに、「安い時間帯を狙えば、さらにおトクになる」ところが、リボンエナジー最大の特徴です。
リボンエナジーは市場連動型の料金プランで、30分ごとに電気の単価が変わる仕組みです。
簡単に言えば、電気を使う時間帯によって電気代が変わるということ。

昼間
太陽光発電で電気がたくさん作られ、供給が増えて単価が下がりやすい
夜間
みんなが電気をあまり使わない時間帯なので、単価が下がりやすい
市場価格が安い時間帯にEVを充電することで、充電にかかる電気代を抑えられる可能性があります。
EVには充電タイマー機能を搭載している車種が多く、夜間や市場価格が安い時間帯に合わせて自動で充電を開始することが可能です。
市場価格が安い時間を活用できるリボンエナジーは、EVとの相性が良い電力会社といえるでしょう。
【マイページ:変動単価グラフ】

マイページを使えば、翌日までの「安い時間帯」がすぐにわかります。
電気の単価を30分単位で確認できるため、「明日は安い午前中に洗濯しよう」と簡単に計画を立てられます。
さらに、日や月ごとの使用量もスマホで一目で把握でき、家計管理も簡単です。
市場連動型には、燃料不足や猛暑などで市場価格が高騰した際、電気単価も上がってしまうというリスクがあります。
しかし、リボンエナジーなら「マイページ」で翌日の電気単価を事前にチェックできます。
「明日の夕方は高そうだから、家事は朝のうちに済ませよう」といった少しの工夫で、高騰リスクを回避しながら賢く節約できます。
7つの割引を併用可能|EV割引や蓄電池割引も利用できる

リボンエナジーの大きな特徴の一つが、複数の割引を組み合わせて利用できることです。
対象となる条件を満たすことで、以下のような割引を併用できます。
▼割引メニューと割引額
メニュー | 内容 |
|---|---|
マイホーム割引 | 持ち家なら-0.55円/kWh |
ファミリー割引 | 1人世帯:-0.11円/kWh |
ペット割引 | ペットがいると-0.55円/kWh |
オール電化割引 | オール電化住宅だと-0.55円/kWh |
太陽光割引 | 太陽光発電があると-0.55円/kWh |
蓄電池割引 | 家庭用蓄電池があると-0.55円/kWh |
EV割引 | 電気自動車があると-0.55円/kWh |
※すべて税込・円/kWhあたりの割引額です。
例えば、オール電化住宅で電気自動車(EV)・V2Hを所有している家庭であれば、
- オール電化割引
- EV割引
- 蓄電池割引
を同時に利用できる可能性があります。
実際にどれくらい安くなるのか、4つの世帯パターンでシミュレーションしました。
①4人家族・オール電化住宅・賃貸
▼条件:電気使用量が月に400kWhの場合
【ファミリー割 + オール電化割】
⇒年間で約4,800円もおトク!
②4人家族・オール電化住宅・持ち家
▼条件:電気使用量が月に400kWhの場合
【ファミリー割 + オール電化割 + マイホーム割】
⇒年間で約7,400円もおトク!
③5人家族・オール電化住宅・持ち家・電気自動車
▼条件:電気使用量が月に450kWhの場合
【ファミリー割 + オール電化割 + マイホーム割 + EV割】
⇒年間で約11,900円もおトク!
④5人家族・オール電化住宅・持ち家・電気自動車・太陽光・蓄電池(V2H)
▼条件:電気使用量が月に450kWhの場合
【ファミリー割 + オール電化割 + マイホーム割 + EV割 + 太陽光割 + 蓄電池割】
⇒年間で約17,800円もおトク!
自分の家なら割引でどこまで安くなるのか一度試してみませんか?
▼以下のリンクから、3ステップでわかる無料シミュレーション
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このように割引が組み合わさるほど電気の単価自体がどんどん下がり、電気使用量が多い家庭ほどメリットを感じやすい仕組みです。
特に当てはまる項目がなくても、「ご家族が一緒に住んでいるだけ」で自動的に単価が安くなるのは大きなメリットです。
解約金や契約条件、キャンペーンも確認
さらに、現在ご契約中の電力会社への「解約の連絡」は一切不要です。
検針票などに書かれている「供給地点特定番号」さえわかれば、スマホから数分で申し込みが完了し、自動的に切り替わります。
初めての新電力への切り替えでも、面倒な手間がなく安心です。
■さらに、今ならキャンペーン実施中!

申し込みから6ヶ月間、ずーっと電気代を割引
公式サイトからの申し込み限定で、利用開始から6ヶ月間にわたり、使用した電力1kWhにつき0.55円が自動的に割引されます。
使えば使うほど、おトクを実感できる期間が長く続くのが魅力です。
リボンエナジーは割引や使い方だけでなく、契約条件の柔軟さやキャンペーン面でも選びやすい要素があるのが特徴です。

と気になった方は、ぜひ一度シミュレーションをお試しください。
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まとめ|電気自動車を蓄電池代わりに使うなら電気料金プランもあわせて見直そう

電気自動車(EV)は、V2Hを導入することで家庭用蓄電池のように活用できます。
太陽光発電の余剰電力を有効活用できるほか、電気料金の安い時間帯に充電した電気を活用したり、停電時の非常用電源として利用したりできることが大きなメリットです。
一方で、V2Hの導入費用が必要になることや、外出中は家庭へ給電できないことなど、事前に理解しておきたい注意点もあります。
また、同じ設備を導入しても、電力会社や料金プランによって節約効果は大きく変わります。
特にオール電化住宅では電気使用量が多いため、料金プランの影響がより大きくなります。
リボンエナジーでは、オール電化割引やEV割引などを活用できるため、電気自動車との相性が良い料金プランを探している方にもおすすめです。
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