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電気代
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暖房エアコン「つけっぱなし・こまめに消す」電気代はどっちがお得?

暖房エアコン「つけっぱなし・こまめに消す」電気代はどっちがお得? アイキャッチ

冬の寒さが本格的になると、気になるのがエアコンの電気代。

「つけっぱなしの方が安いって本当?」と疑問に思いつつも、光熱費の値上がりが続く中で試すのは少し怖いですよね。

この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、以下の内容を分かりやすく解説します。

  • 「つけっぱなし」と「こまめに消す」結局どっちがお得?
  • 「つけっぱなし電気代」あなたの家は?広さ・地域別に解説
  • 今日からできる!エアコン暖房の6つの節約術

正しい知識で、我慢せずに賢く節約

電気代の不安を解消し、家族みんなで快適な冬を過ごしましょう。

1.冬の暖房は「つけっぱなし」と「こまめに消す」のどっちがお得?

エアコン

「エアコンはつけっぱなしの方が安い」と聞くけれど、鵜呑みにするのは少し不安。

実はその説、いつでも正しいわけではありません。

この章では、「つけっぱなし」と「こまめに消す」のどちらが本当にお得なのか、その結論を左右する意外な判断基準を解説します。

あなたの家の状況に合わせた最適な使い方を知り、賢く電気代を節約する第一歩を踏み出しましょう。

「つけっぱなしがお得」は嘘?本当?判断の鍵は「外気温」だった

「冬の暖房は、つけっぱなしの方が電気代が安い」という話、一度は聞いたことがあるかもしれません。

結論から言うと、その答えは「いつでもYES」ではありません。

「つけっぱなし」と「こまめに消す」のどちらがお得になるのか、その判断の鍵は、あなたが住んでいる地域の「外気温」にあります。

実際に、大手電機メーカーのパナソニックが行った検証によると、そのお得の分かれ目となる目安は「外気温3℃」とされています。

パナソニック調査 電気代と外気温の関係

出典:Panasonic|冬の暖房、エアコンは「つけっぱなし」と「こまめにオンオフ」のどちらがお得?
※30分の外出を1日2回、1ヶ月間行った際の電気代の差異
※実際の電気代は、住宅の断熱性能やエアコンの設置環境等の使用条件によって異なります。

【外気温3℃より低い、厳しい寒さの日】

外が凍えるように寒い日は、暖房を消すと室内の温度も急激に下がります。再び電源を入れると、冷え切った部屋を暖め直そうとエアコンがフルパワーで稼働し、多くの電力を消費してしまいます。

そのため、1時間程度の外出なら、電源を切らずに「つけっぱなし」運転がおすすめです。

【外気温3℃より高い、比較的穏やかな冬の日】

一方、そこまで寒さが厳しくない日は、暖房を消しても室温は下がりにくく、つけ直す際のエネルギーも少なくて済みます。

こういう日は、30分程度の短い外出でも、その都度「こまめに消す」方が節約につながります。

関東在住の場合は?

例えば東京都の場合、過去10年の真冬(1月)の平均気温は概ね5℃〜7℃前後です。
つまり、よほど厳しい寒波が来ている日でなければ、基本的には
「こまめにエアコンを消す」方が、電気代を抑えられる可能性が高いと言えるでしょう。

このように、「つけっぱなしがお得」という情報を鵜呑みにするのではなく、その日の外の寒さを一つの基準にして判断するのが、賢い節約の第一歩です。

なぜ電気代が変わる?「起動時」の消費電力が鍵

外の気温によって「つけっぱなし」と「こまめに消す」のお得さが変わる理由は、エアコンの「起動時」の消費電力に隠されています。

この仕組みは、車の運転に例えると分かりやすいかもしれません。

  • 起動時(フルパワー運転)
    スイッチを入れた直後、冷え切った部屋を設定温度まで一気に暖めようと、エアコンは最大出力で稼働します。
    これは車でいう「急発進」の状態で、最もエネルギー(電気)を消費します。
  • 通常運転時(温度維持運転)
    部屋が設定温度に到達すると、エアコンはその温度をキープするための省エネ運転に切り替わります。
    これは車が一定の速度で走り続ける「巡航運転」のようなもので、消費電力はぐっと抑えられます。

つまり、エアコンの電気代を左右するのは、この「急発進」がどれだけ大変か、という点にかかっています。

暖房を一度消すと室温は下がりますが、その下がり具合は外気温に大きく影響されます。

・外気温が低い日
室温が大きく下がるため、つけ直す際の「急発進」は長く、パワフルになります。結果として、消費電力は大きくなります。

・外気温が高い日
室温は少ししか下がらないため、「発進」も緩やかで済みます。消費電力も小さく抑えられます。

この「再起動にかかるコスト」と「つけっぱなしで維持するコスト」を天秤にかけた結果が、先ほどご紹介した「外気温3℃」という目安になるのです。


ここまでのポイントをまとめると、暖房を消すかどうかの判断は以下のようになります。

  • 外気温が3℃より低い寒い日
    →1時間程度の外出なら「つけっぱなし」がお得になる可能性が高い
  • 外気温が3℃より高い日
    →短い外出でも「こまめに消す」方が節約につながりやすい

このように、状況によっては「つけっぱなし」運転も賢い選択肢になります。

では、もし仮にエアコンを一日中つけっぱなしにした場合、電気代は一体いくらになるのでしょうか。

次の章では、気になる「1日あたり」「1ヶ月あたり」の電気代の目安を、具体的なシミュレーションで詳しく見ていきましょう。


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エアコン暖房をつけっぱなしにした場合の電気代はいくら?

悩む

「つけっぱなし」運転も選択肢の一つだとわかりましたが、やはり気になるのは「で、結局いくらかかるの?」という点ですよね。

この章では、エアコン暖房を24時間つけっぱなしにした場合の電気代を、「1日あたり」と「1ヶ月あたり」に分けて具体的にシミュレーションします。お部屋の広さやお住まいの地域によって金額は大きく変わるので、ご自宅ならいくら位になるか、イメージしながら読み進めてみてください。

【1日あたり】の電気代の目安

ここでは、実際にエアコン暖房を24時間つけっぱなしにした場合の1日あたりの電気代を、「お部屋の広さ」「お住まいの地域」の2つのパターンで解説します。

※シミュレーションは特定の条件下での計算のため、あくまで目安としてご覧ください。

お部屋の広さ別の電気代

まず、お部屋の広さごとの電気代の目安です。

最新の省エネエアコン(パナソニック LXシリーズ)を参考に、1日つけっぱなしにした場合の電気代を算出しました。

▼1日つけっぱなしにした場合の電気代目安

対応畳数

消費電力

1日あたりの電気代
(24時間)

6畳

440W

約327円

8畳

515W

約383円

10畳

690W

約513円

12畳

915W

約681円

14畳

950W

約707円

18畳

1500W

約1,116円

20畳

1630W

約1,213円

出典:Panasonic|エアコン LXシリーズの消費電力をもとにシミュレーション
電気料金は目安単価31円/kWh(税込)で計算

例えば、家族が集まるリビングなどでよく使われる10畳~14畳タイプのエアコンの場合、1日つけっぱなしにすると約513円~707円かかる計算になります。

また、寝室や子供部屋で使われる6畳~8畳タイプの場合は、約327円~383円が目安となります。

お住まいの地域による電気代の違い

ただし、この金額はあくまで一つの基準です。

1章で解説した通り、エアコンの消費電力は外気温に大きく左右されるため、お住まいの地域によって電気代は大きく変動します。

経済産業省が公表しているデータによると、東京を「1」とした場合、札幌では冬の暖房エネルギーが約4.4倍も必要になるとされています。

▼地域別の電気代の目安(1日あたり)

地域

地域補正係数
(暖房)

6畳タイプ

14畳タイプ

札幌

4.4

約1,440円

約3,110円

盛岡

3.3

約1,080円

約2,332円

松本

2.8

約917円

約1,979円

仙台

2.1

約687円

約1,484円

新潟

1.9

約622円

約1,343円

前橋

1.5

約491円

約1,060円

東京

1.0

約327円

約707円

静岡

0.9

約295円

約636円

名古屋

1.2

約393円

約848円

大阪

1.0

約327円

約707円

広島

1.1

約360円

約778円

高知

0.9

約295円

約636円

福岡

0.9

約295円

約636円

鹿児島

0.6

約196円

約424円

出典:経済産業省資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2024年版 の地域係数を参考に算出

このように、同じエアコンでも地域によって電気代は大きく変わります。

例えば、小さなお子さんやペットのためにリビングの室温を保ちたい場合、14畳タイプのエアコンでは東京と札幌で1日の電気代に2,000円以上の差が出ることがわかります。

また、一人暮らしのワンルームなどで使われる6畳タイプの場合でも、1日あたり1,100円以上の差になります。

さらに、雪の多い仙台や新潟などでも、東京の2倍近い電気代がかかる計算になり、日本海側や東北地方の冬の厳しさが伺えます。

冬の暖房費を考える上で、お住まいの地域の寒さがどれだけ電気代に影響するか、ご自宅の状況と照らし合わせてイメージすることが大切です。

【1ヶ月あたり】の電気代の目安

1日あたりの電気代がわかったところで、次は1ヶ月(30日間)つけっぱなしにした場合の電気代を見ていきましょう。

その場合、1ヶ月の電気代は家計に大きく影響します。

お部屋の広さ別の電気代(1ヶ月)

まずは、お部屋の広さごとに1ヶ月の電気代をシミュレーションします。

▼1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代の目安

対応畳数

消費電力

1ヶ月あたりの電気代
(30日)

6畳

440W

約9,821円

8畳

515W

約11,495円

10畳

690W

約15,401円

12畳

915W

約20,423円

14畳

950W

約21,204円

18畳

1500W

約33,480円

20畳

1630W

約36,382円

出典:Panasonic|エアコン LXシリーズの消費電力をもとにシミュレーション
電気料金は目安単価31円/kWh(税込)で計算

例えば、家族が集まるリビングなどでよく使われる10畳〜14畳タイプのエアコンを1ヶ月つけっぱなしにすると、電気代は約15,400円〜21,200円にもなります。

また、寝室や子供部屋で使われる6畳〜8畳タイプの場合でも、1ヶ月で約10,000円前後の出費となり、暖房費だけで家計に重くのしかかる金額であることがわかります。

お住まいの地域による電気代の違い(1ヶ月)

次に、地域別の1ヶ月の電気代を見てみましょう。

1日あたりの差が、1ヶ月続くとさらに大きな金額の差となって現れます。

▼地域別の電気代の目安(1ヶ月あたり)

地域

地域補正係数
(暖房)

6畳タイプ

14畳タイプ

札幌

4.4

約43,212円

約93,298円

盛岡

3.3

約32,409円

約69,973円

松本

2.8

約27,498円

約59,371円

仙台

2.1

約20,624円

約44,528円

新潟

1.9

約18,659円

約40,288円

前橋

1.5

約14,731円

約31,806円

東京

1.0

約9,821円

約21,204円

静岡

0.9

約8,839円

約19,084円

名古屋

1.2

約11,785円

約25,445円

大阪

1.0

約9,821円

約21,204円

広島

1.1

約10,803円

約23,324円

高知

0.9

約8,839円

約19,084円

福岡

0.9

約8,839円

約19,084円

鹿児島

0.6

約5,892円

約12,722円

出典:経済産業省資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2024年版 の地域係数を参考に算出

1ヶ月という期間で見ると、地域による電気代の差はさらに深刻になります。

例えば、リビングで使う14畳タイプの場合、東京と札幌では1ヶ月の電気代に7万円以上もの差額が発生します。

また、一人暮らしのワンルームなどで使われる6畳タイプでも、その差は3万円以上にのぼります。

さらに、仙台や新潟など、東京の2倍以上の電気代がかかる地域も決して珍しくありません。

この金額を見て「つけっぱなしは無理かも…」と感じた方もご安心ください。

エアコンの使い方を少し工夫するだけで、この電気代は大きく抑えることが可能です。

次の章では、今日からすぐに実践できる具体的な節約術を6つご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。


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今日から実践!エアコン暖房の電気代を賢く節約する6つの方法

エアコン 節約術

2章の電気代を見て「つけっぱなしは難しい…」と感じた方もご安心ください。

エアコンは、使い方を少し工夫するだけで電気代を大きく抑えることが可能です。

この章では、「設定」「手入れ」「工夫」の3つのポイントから、誰でも今日から簡単に実践できる節約術を6つ厳選してご紹介します。

無理なく取り入れて、冬の暖房費を賢く節約しましょう。

【設定】 無理のない範囲で設定温度を調節

まず最初に見直したいのが、エアコンの設定温度です。

手軽に始められて、かつ効果の高い節約の基本と言えます。

資源エネルギー庁が推奨する、冬の暖房時の室温の目安は「20℃」です。

出典:経済産業省資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2024年版

ちなみに!

「20℃だと少し寒いかも?」と感じるかもしれませんが、もし現在21℃以上に設定している場合
設定温度をたった
1℃下げるだけで、年間で約1,430円もの節約につながるというデータもあります。

とはいえ、小さなお子さんがいるご家庭などでは、無理に温度を下げて快適さを損なう必要はありません。

実は、同じ設定温度でも「湿度」を意識するだけで、体感温度は大きく変わります

空気が乾燥していると実際の温度より寒く感じやすいため、加湿器などを利用して快適とされる湿度(40~60%)を保つことが大切です。

湿度を上げることで、設定温度が低めでも暖かく感じることができますよ。

まずは「湿度を意識しつつ、いつもより1℃だけ下げてみる」というだけでも、電気代の節約につながります。

【設定】 風量設定は「自動運転」が最も効率的

電気代の節約を考えると、つい風量を「弱」や「微風」に設定しがちですが、実はエアコンの風量設定は「自動運転」が最も効率的で、節電につながります。

その理由は、エアコンが最も電力を消費する「部屋を暖めるまでの時間」を最短にしてくれるからです。

「弱」設定だと、部屋全体が暖まるまでにかえって時間がかかり、結果的に余計な電力を長く消費してしまうことがあります。

「自動運転」に設定すると・・・
エアコンは室内をセンサーで監視し、以下のように賢く動作してくれます。

・運転開始時: まずはパワフルな強風で、部屋を一気に設定温度まで暖めます。
・設定温度到達後: 次に、最適な風量に自動で切り替え、無駄なく温度をキープします。

これを手動で操作するのは手間ですが、「自動運転」ならエアコン自身が常に一番効率の良い方法を選んでくれます。

このように、無駄な電力消費を抑え、快適な室温を保つためにも、風量設定は迷わず「自動」を選びましょう。

エアコンの賢い機能に任せることが、一番の節約への近道です。

【手入れ】 フィルター掃除は2週間に1回が目安

少し面倒に感じるかもしれませんが、エアコンのフィルター掃除は、節電において最も効果的なメンテナンスの一つです。

目安として、2週間に1回はフィルターのホコリを掃除するようにしましょう。

フィルターがホコリで目詰まりすると、エアコンは空気を吸い込みにくくなり、部屋を暖めるためにより多くのパワーが必要になってしまいます。

フィルター掃除だけでこんなに違う!

資源エネルギー庁のデータによると・・・
フィルターを月に1〜2回清掃するだけで、
エアコン1台あたり年間で約860円もの節約につながるとされています。
出典:
経済産業省資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ2024年版

そして見逃せないのが、この節約額は「エアコン1台あたり」の計算だということです。

ファミリー世帯や戸建てにお住まいの場合、複数のエアコンがあるご家庭も多いのではないでしょうか。

  • リビングの1台だけでも→年間約860円の節約
  • リビング+寝室の2台なら→年間約1,720円の節約
    ※フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合の計算です。

このように、節約効果はさらに大きくなります。

数分で終わる簡単な作業ですので、ぜひ定期的な習慣にして、無駄な電気代をカットしましょう。

【手入れ】 室外機の周りを整理整頓

エアコンの節約というと、室内のフィルター掃除に目が行きがちですが、実は「室外機」の環境も電気代に大きく影響します。

室外機は、室内から集めた冷たい空気を外に吐き出すことで部屋を暖めています。

そのため、吹出口の周りに物が置かれていると、この空気の循環がうまくいかず、暖房の効率が大きく下がってしまうのです。

お家の室外機の周りは大丈夫ですか?
3つのポイントをチェック

□室外機の吹出口の前に、植木鉢や自転車、子どものおもちゃなどを置いていないか
□落ち葉やゴミが周りに溜まっていないか
□(雪が降る地域では)雪で吹出口が塞がれていないか

効率的な運転のためには、室外機の周りに以下のスペースを確保するのが理想とされています。

室外機周りに確保したいスペースの目安

前面: 20cm以上
背面: 10cm以上
両側面: 10cm~35cm以上
天面(上): 物を置かず開放

庭やベランダの片付けのついでに、室外機の周りを一度チェックするだけで、暖房効率が改善され、無駄な電気代を抑えることができます。

【工夫】 サーキュレーターを併用して暖房効率をアップ

エアコンをつけているのに、なぜか足元がスースーと寒い。

その原因は、暖かい空気が軽く、天井付近に溜まってしまう性質にあります。

この「頭は暖かいのに、足元は寒い」という温度ムラを解消し、暖房効率を劇的にアップさせるアイテムが「サーキュレーター」です。(扇風機でも代用可能です)

サーキュレーターの賢い使い方
ポイントは、天井に溜まった暖かい空気を、部屋全体に循環させてあげることです。

設置場所: エアコンの対角線上に置くのが最も効果的です。
風の向き: サーキュレーターを真上に向け、天井に向かって風を送ります。

こうすることで、天井に溜まっていた暖かい空気が床や壁を伝って部屋全体に行き渡り、足元まで暖かさが届くようになります。

注意点:風を人に直接当てないこと
冬場に風が体に直接当たると、実際の温度より寒く感じてしまいます。
あくまで「空気をかき混ぜる」のが目的と心得ましょう。

部屋全体の温度が均一になることで、エアコンの設定温度を必要以上に上げなくても快適に過ごせるようになり、結果として大きな節約につながります。

【工夫】 窓の断熱対策で暖房効率をアップ

エアコンの節約術で見落とされがちですが、実は最も重要なのが「窓」の対策です。

いくらエアコンで部屋を暖めても、その熱が外に逃げてしまっては元も子もありません。

驚くことに、冬の室内では暖められた空気の約58%が、窓を通して外へ逃げているというデータがあります。

住宅の部位

冬(熱の流出)

58%

屋根

5%

15%

換気

15%

7%

※出典:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会

つまり、窓の断熱対策を行うことが、暖房効率を上げる一番の近道なのです。

対策というと大掛かりに聞こえるかもしれませんが、実は誰でも簡単に実践できる方法があります。

誰でもできる!簡単な窓の断熱対策

厚手のカーテンや断熱カーテンに替える
レースのカーテンだけでなく、床まで届くような厚手のカーテンを閉めるだけでも効果があります。遮光・遮熱機能のあるカーテンなら、さらに効果は高まります。

・市販の断熱シートを窓に貼る
ホームセンターや100円ショップなどで手軽に購入できる断熱シート(プチプチのようなシート)を窓に貼るのも非常に効果的です。
外からの冷気をシャットアウトし、室内の暖かい空気を逃がしません。

これらの対策を行うことで、エアコンの設定温度を1℃下げても快適に過ごせるようになり、結果として年間で約2,500円〜3,000円もの電気代を節約できるという試算もあります。

ぜひ、ご自宅の窓を見直してみてください。


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まとめ|賢い暖房で、冬の電気代の不安を解消しよう

今回は、冬のエアコン暖房の電気代について、「つけっぱなし」と「こまめなオンオフ」のどちらがお得か、という疑問から具体的な節約術までを解説しました。

最も大切なポイントは、「つけっぱなしがお得かどうかは、その日の外気温で判断する」ということです。

「30分ならつけっぱなし」といった情報を鵜呑みにせず、お住まいの地域の寒さに合わせて使い方を変えるのが賢い選択です。

2章で見たように、暖房をつけっぱなしにした場合の電気代は決して安くありません。

しかし、設定温度を1℃見直したり、2週間に1度のフィルター掃除を習慣にしたり、窓に断熱シートを貼ったりと、今日からできる簡単な工夫で電気代は大きく抑えられます

我慢するだけの節約ではなく、正しい知識で賢くエアコンと付き合うこと。

それが、ご家族の快適な冬と家計の節約を両立させる一番の近道です。

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執筆者
raiLamp
Ribbon Blog 編集部
「Ribbon Blog」は「電気の気になるをサクッと解決」をコンセプトに、株式会社リボンエナジーが運営する公式メディアです。 電気代の節約術をはじめ、家庭で役立つ電気の情報をお届けしています。